全世界のスマートフォン出荷台数は3四半期連続で減少、中国メーカーは中国国外で力強い成長軌道
カウンターポイント・テクノロジー・マーケット・リサーチが2018年第3四半期の全世界のスマートフォン出荷台数等の調査結果を発表しました。2018年第3四半期は年率換算で3%減少の3億8680万台、シェアとしてはトップ10社が市場全体の79%を占め、残りの600余りのブランドが残る21%の市場にひしめいている状況となりました。
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世界的には減少も、中国メーカーが牽引
スマートフォン市場のシェア1位はSamsungで19%となっていますが、出荷台数ではインドで過去最高を記録したにも関わらず、4四半期連続で減少しています。
逆に伸びているのは中国メーカーでOPPO, vivo, Xiaomiは四半期の出荷台数が最高となりました。シェア2位のHuaweiも5千万台超の出荷を維持しています。
中国メーカーは中国国内の依存度は低下しており、中国国外での成長が大きいようです。
世界のスマートフォン市場は先進国市場では落ち込んでおり、インドなど一部の新興国市場で二桁成長となっています。こういった市場で売上拡大を目指して中国メーカーが海外進出を行って市場を牽引しています。
日本でもHuaweiに続きOPPOが存在感を出し始めています。このままvivoやXiaomiも日本市場に正式参入したら、世界の波を日本でも感じそうですね。
参考情報
- Oppo、Xiaomi、Vivoの3社が、世界的な減速傾向の中でも、単一四半期として過去最高の出荷台数に到達|Counterpoint Technology Market Research Limitedのプレスリリース(2018年第3四半期)
- HuaweiがAppleを抜き、世界第2位のスマートフォンブランドに|Counterpoint Technology Market Research Limitedのプレスリリース(2018年第2四半期)
- 世界のスマートフォン市場は、2018年第1四半期も前期に続き前年同期比割れとなる|Counterpoint Technology Market Research Limitedのプレスリリース2018年第1四半期
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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。
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スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。