先日より何回か取り上げているTwitterの「アプリレベルのPOSTエンドポイントに対する新しいレート制限」が、日本時間10月23日より施行されました。
以前調べたように、Androidの主要なTwitterアプリについてはほとんどが制限解除の申請が通っていますが、いくつか間に合わなかったものや、開発終了で申請していないために制限を受けているアプリがあるようです。
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アプリレベルのPOSTエンドポイントに対する新しいレート制限
本日より、アプリレベルのPOSTエンドポイントに対する新しいレート制限を施行しました。詳細や緩和の方法についてはコミュニティの記事をご覧ください。https://t.co/80pWfkq97a
— Twitter Dev Japan (@TwitterDevJP) 2018年10月23日
この新たなレート制限はアプリごとにツイートの投稿やフォローなどが可能な回数を制限するもので、スパム行為などを防ぐために実施されます。ユーザーごとにではなくアプリごとの実施となるため、制限回数は同じアプリを使っているユーザーで共有となります。具体的な回数は以下のとおりです。
- ツイートおよびリツイート(合算値):3時間で300件
- いいね:24時間で1000件
- フォロー:24時間で1000件
- ダイレクトメッセージ:24時間で15,000件
人気のTwitterアプリの対応状況
Androidのアプリについては前回調べたところ、ほとんどのものが申請を出して通っている状態でした。
具体的には、『Tweecha』『ついっとぺーん』『twitcle plus』『SobaCha/MateCha』『びよーんったー/Absolutter』については、申請が通っているので今後も問題なく使えます。
『ツイタマ』は申請する予定との発言はあったもののその後は特に案内なしの状態でしたが、本日時点で普通にツイートできているようなのでおそらく申請が通っています。
『Janetter』『twicca』については、これまで何の案内もありませんでしたが、本日時点で特に使えなくなったようなツイートも見当たらず、それなりに使っている人は見受けられるので、これらもおそらく申請が通っているとみられます。
twiccaについては、2015年から更新がないのでもう開発終了しているものだと思われていましたが、本日時点で普通に使えているようなのでおそらく申請していたのだと一部のユーザーを驚かせています。ただ、新しいDMなどには対応していないので、できればほかのアプリに移ったほうがいいとは思います。
制限を受けているアプリも
本日 #beeter から投稿できなくなる状態が発生しています。
原因は7月にTwitter者のアプリレベルのレート制限の導入です。
緩和の申請を行っております。
beeterの対応が遅くなり多くの利用者にご迷惑をおかけしています。
大変申し訳ございません。— beeter official (@beeter_app) 2018年10月23日
beeterについては申請を行っているものの、まだ通っていなかったようで制限を受けているようです。
追記:
この数日 #beeter から投稿が制限されていましたが、本日の早朝に制限緩和の申請が通りました。
詳細について改めてお知らせいたします。 https://t.co/NLTHMdxYHA— beeter official (@beeter_app) 2018年10月26日
10月27日に制限解除されたようです。
追記終わり
また、すでに開発終了しているアプリの多くはこの申請も出しておらず、そのまま制限を受けているようです。
ついっぷる、Justaway、ユビッター、するやつ でもツイートできないという未確認情報。更新が終了していたアプリはこのタイミングで実質的に使えなくなったということですよね。
— 竹内裕昭 (@takke) 2018年10月23日