Twitterは9月1日、POSTエンドポイントに対する新たなレート制限の実施時期を延期すると発表しました。これまでは9月10日と案内されていましたが、これが10月22日となります。
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3時間300postのレート制限
この新たなレート制限はアプリごとにツイートの投稿やフォローなどが可能な回数を制限するもので、スパム行為などを防ぐために実施されます。ユーザーごとにではなくアプリごとの実施となるため、制限回数は同じアプリを使っているユーザーで共有となります。具体的な回数は以下のとおりです。
- ツイートおよびリツイート(合算値):3時間で300件
- いいね:24時間で1000件
- フォロー:24時間で1000件
- ダイレクトメッセージ:24時間で15,000件
制限解除には申請が必要
この制限がそのまま実施されれば、公式以外の一般的なTwitterアプリはほぼ壊滅となります。単純計算で300人が使っているアプリは3時間あたり1人1回ツイートしたら終わりなのですから。
この制限を解除するには、Twitterにそれを申請して承認される必要があります。(その前に新しい開発者登録も必要。)Twitterとしては、これについては以下のように書いています。
In practice, a small minority of developers surpass these limits today so most developers do not need to take action on this.
(実際には、少数の少数の開発者しかこの制限を超えていませんので、ほとんどの開発者はこれに対処する必要はありません。)
レート制限が延期されたことで、この解除申請も実質延期されました。これについては制限実施の前、10月17日までにすべての手順を終えて承認を受けるように案内しています。