LINEモバイルは2018年9月25日より、インターネット利用の混雑時における通信速度改善に向け、新たな取り組みを実施すると発表しました。ユーザー側で特に設定変更や申込みが必要なものではありません。
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https通信のペーシング
最近は動画配信など大容量のデータ通信を必要とするサービスも増えており、LINEモバイル含め全体のデータ通信量が増加しています。データ量が増大し、混雑することで通信速度も低下していまします。これに対しLINEモバイルは今まで
- 加入者の伸びに合わせた通信回線の増強
- 他のお客様のご迷惑となるような大容量のデータ通信量を発生させる通信の抑制
といった取り組みをしてきました。これらに加えて、LINEモバイルでは9月25日以降、複数の施策を組み合わせて実施していくとのことです。
まず最初は「https通信のペーシング」が行われます。これは大容量のデータ通信が行われる際にパケットの流れをコントロールし、適切なペースで送出することでパケット再送を抑制、ネットワーク全体を流れるパケット量を適切に保つことができます。
この「https通信のペーシング」については、ほかにOCNモバイルONEやmineoも行っています。
劇的に何かが変わるわけではないと思いますが、将来的な事も見て効果があり、必要なことなのでしょう。
通信速度改善に向けた取り組みとしては、今回はhttps通信のペーシングのみがお知らせされていますが、複数の施策ということなので、今後も何かしら出てくると思われます。LINEモバイルのソフトバンク回線はかなり速いですが、ドコモ版も同じくらい…とは言わなくてももう少し速くなるといいですね。