BlackBerry KEY2に搭載された物理キーボード。これは「Touch-Enabledキーボード」とも言われるもので、その名の通りタッチ操作が可能なキーボードなんです。単にキーを入力するためだけじゃないんですね。これの操作がなかなか気持ちいいのです。
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キーボード上をスライドしてスクロール
BlackBerry KEY2のキーボードは、単に文字入力だけでなく、その表面で指を滑らせると画面をフリックしたのと同じようにスクロールさせることができます。
これはChromeでのスクロールだけでなく、ホーム画面での横スクロールや設定画面などでも動きます。画面を自分の指で覆うことなくスクロールできるので、画面を見ながらスクロールできますし、これがまた気持ちいいんです。
スクロールと言えば、画面がリスト形式になっている場合にキーボードの「T」を押すとリストの最上段に、「B」を押すとリストの最下段までスクロールされます。Twitterの公式アプリでは効きませんでしたが、twitcle plusではこれで移動が可能でした。微妙に便利です。
このほかに、iWnnキーボードを使うと、変換候補からの決定をキーボードのフリックでできたりします。これも文字を打ち込んでいく(それはまるでシューティングゲームのように)のがなかなか楽しくなります。
アルファベット全てがショートカット
BlackBerry KEY2は物理キーボードのAからZまでのキーがすべて物理ショートカットキーとなります。
AからZまでそれぞれのキーに対して「長押し」と「短押し」で2つずつ、合計52種類ものショートカットを物理キーボードを押すだけで利用できます。ホーム画面ならそのままでOKですし、ほかのアプリを起動中なら右下にある「スピードキー」を押しながらアルファベットを押すとショートカットが動作します。
登録できるショートカットはアプリ起動だけでなく、それぞれのアプリで追加される「ショートカット」も設定できます。私はNova LauncherのNovaアクションを使って「Q」を押すと通知領域が展開されるようにしています。なかなか便利ですよ。
単に文字入力のためだけでなく、スマートフォンの操作をするインターフェイスとして作られているキーボードです。この操作は慣れるとかなり癖になります。
あとはスペースキーを押すとホームボタンと同じ動作、とかあると嬉しかったんですけどね。キーボードの上にナビゲーションバーがあるのはなんだか使いにくい気もします。