先日お知らせしたとおり、日本時間8月17日よりTwitterのUserStreamが停止へと向かっています。これにより、これまでUserStreamを利用してきた人たちはTwitterを離れるなりTweetDeckn移行するなりの動きを見せています。
そんななか、AndroidスマートフォンでTweetDeckを表示するブラウザアプリ「TJDeck」が登場しました。ただしPlayストアではなく、いわゆる「野良アプリ」「勝手アプリ」という形です。
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Githubで公開
Androidで動くTweetDeck用ブラウザをつくりました
古い端末では動かないかもしれません
動作保証もしません!ソースコードあるのでご自由にどうぞ!
apkは下記のURLのAssetsよりどうぞhttps://t.co/gA3JoQtLn3 pic.twitter.com/e8Fsc2M5MU
— totoraj (@totoraj930) 2018年8月21日
これを作成したのはtotoraj (@totoraj930)さんで、Githubからインストールできるapkファイルやソースコードをダウンロードできます。
このapkファイルをダウンロードして自分のスマホでインストールすれば使えるようになります。ただしPlayストア外からのインストールなので、スマホの設定でPlayストア外からのアプリインストールを許可する必要があります。あくまで自己責任となるので、そのあたりはよく理解してからインストールしましょう。
疑似ユーザーストリームが可能
表示されるのはTweetDeckの画面そのもので、1カラム1画面の表示、ツイートボタンが右下に表示されるなどスマホ用にカスタマイズされています。普通のブラウザで開くのとは違い、URLバーなど無いので画面を広く使えます。
また、表示している中身はTweetDeckなので、ユーザーストリームのように自動でツイートが流れていきます。(TweetDeckのストリームはUserStreamではなく、4秒に1回自動更新するものです。ほかのサードパーティー製アプリと違い、15分15回の制限も受けていません。)
ツイートも普通に可能ですが、アスペクト比16:9でナビゲーションバーありの端末ではツイートボタンが隠れ気味になります。また、ツイートしたアプリ名を表示できるアプリでは、「TweetDeckからツイート」と表示されます。そのほか、設定などは画面からはみ出るものもあります。
タイムラインを眺めているぶんには問題ありませんが、カラム移動したりすると、パワーのない端末ではかなり重くなります。手持ちの端末ではXperia XZで重く、Galaxy S8で問題なしだったので、だいたいAnTuTuスコア20万点くらいあれば使えると思います。
PC向けでは、ChromeでTweetDeckのショートカットを作成したり、TweetenやTwitDuckといったTweetDeckのラッパーアプリがありました。TJDeckも似たようなアプリです。
TeetDeckは完全なユーザーストリーム代替ではありませんが、流れるタイムラインとしては充分に役に立ちます。UserStream難民の方はTJDeckを試してみるのもいいと思います。ただし、先にも書きましたとおり、インストールや利用は自己責任となりますので、それはお忘れなく。