最近USB PDという言葉を目にする機会が増えてきました。自分の持っているスマホも対応しているものがいくつかあり、興味をそそられたので気軽な価格で手に入るものを購入してみました。cheeroのUSB-C PD Charger 18Wです。ついでにUSB PD対応のC to Cケーブルも同じcheeroで揃えてみました。
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USB PD (USB Power Delievery)
USB PDというのは、USB Type-Cに対応した充電規格の1つです。最大100W（20V/5A）の電力を供給できる強力なものです。通常のスマホに付属する充電器は5W(5V/1A)のものがほとんどです。USB PDに対応していれば、これを超える電力供給が可能になる、つまりより速く充電できるということです。
ただ、USB PDは充電器・ケーブル・充電する機器のすべてが対応していないと使えません。（通常の充電はできますが、最大の結果は得られません。）まだまだ対応する機器が少なかったりで充電器やケーブルも通常品に比べれば高価になります。
USB PDについて、詳しくは下記サイトも参考にしてください。
選んだのはcheeroのUSB充電アダプタ
USB PD対応の充電器は有名所含め多くの製品が出ています。その中で、今回購入したのはcheeroのものです。別に充電器とケーブルを同じメーカーで揃える必要もありませんが、なんとなく揃ってたほうが見栄えいいよね、ということで。
手のひら大の小さな充電アダプタです。プラスチックでけっこう安っぽさもあります。まぁ実際安いのですけど。けっこう埃が付きやすいのが玉にキズ。（画像処理でけっこうがんばって埃消してます。）
USBポートは1つしかなく、最大出力は18Wとなっています。
型番：CHE-324
品名：cheero USB-C PD Charger
サイズ(本体)：約 43 × 42.7 × 37.5 mm
重量(本体)：約 55 g
入力：100-240V～50/60Hz 0.5A
出力：5V / 3A or 9V / 2A or 12V / 1.5A
合計出力：最大18W
こういったプラグ部分が折り畳めるものだと、プラグ部分を若干はみ出させて広げやすいようにしているものをよく見かけます。ただそれだとカバンの中で他の機器とぶつかって傷つけないか心配なんですよね。
本製品はその点、プラグ部分がはみ出てないので安心です。そしてくぼみが大きく取られているので広げにくいということもありません。
一緒に購入したケーブルは100cmのもので、最大60W/3Aまで対応しています。 高耐久ナイロンの繊維を編み込んで強度を高めたケーブルで、1万5千回の折り曲げ試験と50Kg以上の引っ張り強度試験もクリアしているとのことです。
このケーブルに合わせて充電アダプタも白系統が良かったのですが、黒しか発売されてないようです。残念。
対応機器で充電
ちょうど、AQUOS sense plus SH-M07がUSB PD対応だったので、実際に充電してみました。
スマホに付属していた5V 1Aの充電器で充電した場合は5%から100%まで充電するのに2時間38分かかりました。（50%までは1時間）
cheero USB-C PD Chargerで充電した場合は5%から100%まで充電するのに1時間53分でした。（50%までは37分）
流石に単純計算のように3倍速くなるわけではありませんが、7割ほどの時間で充電できました。50%までで考えれば6割の時間。
正確な機器で細かく計測したわけではありませんが、速く充電できるのはいいですね。お出かけ前など、時間がないときに充電するのには便利そうです。細かいところを知りたい方は、HANPEN-BLOGでもレビューされているのでそちらをご覧ください。
本製品は最大で18Wなので、ノートPCへの充電などには足りないと思います。スマホへの充電なら充分ですし、USB PDがどういったものなのか試してみるには、お手頃でいいのではないでしょうか。