各メーカーからデュアルカメラを搭載した端末が多く発売されスマホカメラがすごい進化を遂げている時代です。その中でも今回ドコモの夏モデルで発売されたHUAWEI P20 Proの外観や付属品などを簡単にレビューしていきたいと思います。
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クリアケースや保護フィルム付き
まずは簡単な付属品の紹介から
国内キャリアモデルということもあり、ACアダプタや充電ケーブルは付属されていませんがイヤホン、クリアケースなどがついてきます。
また、最初からディスプレイ保護フィルムが貼られているのでスマホを使う前に購入するケースとフィルムを買わずに済むのはちょっと得した気分になります。
MicroSDカード非対応でリーダーが付属
今回のP20 ProではmicroSDカードがサポートされておらずストレージを物理的に増やすことができないモデルになっています。そのため撮影した写真などをSDカードにバックアップする場合、付属のmicroSDリーダーライターを使用してSDカードに移すかGoogleフォトのようなクラウドでバックアップすることになります。
音楽を聴く場合もGooglePlayMusicなどのストリーミングサービスを利用するか128GBある内臓ストレージにコピーすることになり、今までmicroSDカードを利用していたユーザーにはちょっと悲しいお知らせになってしまいました。また、イヤホンジャックも廃止され付属するイヤホンやTypeCのイヤホンとなっています。
ノッチ付きとなったディスプレイ
それでは、本体を見ていきたいと思います。
ディスプレイ面では最近はやりの狭額縁デザインにiPhoneから採用するモデルが増えたノッチ付きのディスプレイになりました。ノッチの中にはレシーバー(スピーカーとしても利用)とインカメラとセンサーが入っています。
また、前面に指紋センサーが搭載されていて机の上などに置いたままでも超高速な指紋認証を使うことができるようになっています。
この指紋センサーを使用してホームボタンやバックキー、タスクキーなどのナビゲーションキーの機能を割り振ることができ、ディスプレイ内にナビゲーションキーを出すことなく大きなディスプレイを最大限使用することができます。
また、ノッチ付きディスプレイですが気になる人にはノッチを隠せる機能も搭載していてこの場合ステータスバーとノッチが一体化しているかのようになるのでノッチがどうしても気に入らない場合はこれを使えば気にならなくなります。
ディスプレイではロック中でも時刻と電池残量、音楽を再生しているときはその曲名を表示できる機能もあります。
ウワサのLeicaトリプルカメラ
そして、今回一番の特徴でもある3つのカメラを搭載している背面です。ガラスを用いたデザインとなっていてキラキラと光を反射してとても美しい仕上げになっています。
カメラは4000万画素と他社のカメラと比較してもずば抜けて画素数の多いカラーレンズと2000万画素のモノクロレンズ、今回はさらに800万画素のズームレンズの3つが搭載されています。
さらに、HUAWEI端末として初めてFelicaも搭載されて、Google Pay、モバイルSuicaをはじめとした各種おサイフケータイの機能を使用することができるようになりました。
本体下部にはスピーカー、マイク、TypeCのコネクタ
上部には周囲の音を拾うためのマイクと赤外線通信のセンサーがついています。しかし国内版ではこの機能を使うアプリはインストールされていませんでした。
右側には電源キー、ボリュームキー
左側面にはsimスロットが搭載されています。
指紋認証はさすがの速さ
また、生体認証では指紋認証に対応していてその認証スピードもかなりのもの。
これだけでなく顔認証にも対応していて両方をONにしておくことも可能で顔認証も本当に認証しているのか心配になるほど高速です。目をつぶっている場合はロックが解除できなかったので寝ている間に解除される心配はなさそうです。
驚きのHUAWEI P20 Pro
私は以前までHUAWEIと聞いて中国メーカーなんでしょ…というような感想を抱いていました。
しかしながら、今回のP20 Proを使ってみると指紋認証は他社よりも早く、ノッチデザインは気にならなくすることもできる機能も搭載していたり、スマホ最高画質といわれるカメラを体験できたり、国内仕様にカスタマイズされ、おサイフケータイなども搭載されていて、とても満足できる端末になっていると思います。
今回の夏モデルを購入する際にはぜひ検討する一台にしてみてはいかがでしょうか。
また、海外で発売しているモデルをAmazon.co.jpでも(マーケットプレイスですが)購入することができます。SIMフリー版がなく、docomo専売となっている日本では海外製のものを購入するのもありかもしれません