MMD研究所が実施した調査によると、この春に入学した中高生のスマートフォン利用率は中学1年生が71.7%、高校1年生が94.4%となりました。スマートフォン利用者の中でOSの割合は中学1年生ではAndroidが61.6%、iOSが38.4%、高校1年生ではAndroidが37.6%、iOSが62.4%となりました。
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アオイゼミとの共同調査
この調査はMMD研究所が、オンライン学習塾アオイゼミとの共同調査第2弾として行った「この春に入学した中高生のスマートフォン利用実態調査」で、アオイゼミを利用する2018年4月に入学した中学1年生(n=120)と高校1年生(n=518)の男女638人を対象に実施したものです。
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高1では90%以上、中1でも70%以上がスマホ利用
調査の結果、まず現在使用している携帯電話という設問では中学1年生の71.7%、高校1年生の94.4%がスマートフォンを利用していると答えました。当てはまるものがないというのはおそらく携帯電話不所持ということだと思いますが、中学入学の段階では2割ほどが持っていないようです。
スマホ利用者のOS割合は中学と高校で異なる結果に
スマートフォン利用者にそのOSを聞いた設問では、中学1年生の61.6%がAndroid、38.4%がiOSを利用し、高校1年生の37.6%がAndroid、62.4%がiOSを利用していると答えました。
高校生のiPhone利用が多いのはよく知られていますが、新入学の高校1年生だと6割程度になるようです。また、中学1年生ではこれが逆転し6割がAndroid利用ということになります。
ただこれは中学生にAndroidが人気と考えるよりは、親が中学生(もしくは小学生時点で)買い与えるのが高価なiPhoneではなく「格安SIM+格安スマホ」というのが広がってきているというのもありそうです。
MMD研究所のページでは、これらのほかに「入学する際に携帯電話を購入、または買い替えたか」「勉強時のスマホ活用法」「中高生になって楽しみにしていること、不安・嫌なこと」「将来就職する上で重視したいこと」といった設問についても結果が掲載されています。興味がある方はそちらもどうぞ。