Linnerさまより有線接続のアクティブノイズキャンセリングイヤホンDK100をレビュー用に提供していただきました。
最近は有線接続のイヤホンはコードが面倒で使っていなかったのですが、今回はノイズキャンセリングがついているということで、それを試してみたくなり、レビューすることになりました。実際に使ってみるとしっかりと体感できる効き具合で、試してみてよかったと感じました。
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ちょっと高級感のある梱包
箱自体はそうでもないのですが、開けてみると中蓋があり、その下にはスポンジで埋められた本体があります。12月10日現在ではセール価格で4,000円ほどですが、11月始めころは通常価格6,000円弱だったようです。2,000円程度のイヤホンからはクラスアップしている感じですね。
内容物は本体のほかサイズの違うイヤーピースとイヤーフック、マニュアルにUSBコード、そして収納ポーチです。
マニュアルは多言語対応で、ちゃんと日本語もあります。
外観
ハウジング部分は目立つほどの大きさでもなく、付けやすいシンプルなデザインです。イヤーフックのお陰で装着感もよく、簡単には外れそうにありません。ちゃんとL/Rが書かれているのもありがたいです。
イヤホンプラグにほど近い部分に薄べったい円形のものが付いています。これがこの製品のキモであるアクティブノイズキャンセリングのスイッチになっています。それなりの大きさがあるので邪魔と言えば邪魔。
彩度にスライド式のスイッチが付いており、ここでオンオフを切り替えます。オンの時は緑のランプがつきます。
イヤホン自体は有線接続なので充電は必要ないですが、このノイズキャンセリングのために充電が必要になります。付属のMicroUSBコードで充電します。1.5時間の充電で20時間持つとのことなので、十分でしょう。
それなりの大きさがあるので、プラプラさせている状態では使いにくいです。なので実際はスマホと重ねて持っての運用となるでしょう。薄いので苦にはなりません。
音量などのコントロール部分は右耳側にあります。かなりシンプルですが、よく使うであろう中央のマルチファンクションボタン(再生/停止)には凸部分があるので見なくても操作が可能です。
音について
とても素直に聞きやすい音だと思います。下手に強調されることなく、そのまま聞こえるというイメージ。
実感できるノイズキャンセリング
ちゃんとしたノイズキャンセリングというのは初めて使ったのですが、こんなにハッキリ分かるものなんですね。部屋の中で使っているとそう感じないのですが、外で使ってみるとロードノイズなどがしっかりとなくなります。
私はあまりボリューム上げるのは好きではないので、小さな音でもしっかりと聞こえるようになるのが嬉しいです。放送の声などはノイズキャンセリングをオンにしたままでも聞こえます。ただレジでの会話など、やはりそのままでは聞こえにくいので、その時は「モニターボタン」を押せば一時的に音量も小さくなり周りの音が聞こえるようになります。(ノイズキャンセリングがオンのときのみ動作)
また、安いノイズキャンセリング搭載イヤホンだとオンにした時に音質が変わってしまうものがあるようですが、本製品は変わりません。そのまま周りの音だけ消える感覚です。急に静かな部屋に来たみたいになります。
若干の不満点はあるもののとても良いイヤホン
欲を言えば、有線なのが煩わしかったり、有線なのに充電が必要だったり、ANCスイッチが大きいといった不満点はあります。ですがそれはこの価格では仕方ないでしょう。この価格でしっかりと実感できるノイズキャンセリングがあるのは素晴らしい。
しっかりとしたノイズキャンセリング搭載のイヤホンはそれなりにお高いので、それらを使ったことがない人なら、本製品で体験してみるのもいいかもしれません。電車の中でゲームをやったり動画を見る、そんなときにも周りのノイズをシャットしてくれるので使えると思います。
スイッチがあったり有線なので、さすがに運動中にはオススメしませんが、ポケットに入れて歩いたり、通勤通学で使うにはぴったりだと思います。外に出歩くなら、ノイズキャンセリングの恩恵がかなりあると思います。また、音楽をかけていない状態でもノイズキャンセリングは有効になるので、集中したい作業時に使うのも良いかもしれません。エアコンやPC、外の道路の音が聞こえなくなって、しっかり入り込めます。