Googleは12月5日、Androidの新しいバージョン「Android 8.1 Oreo」を正式リリースしました。8.0からはマイナーアップデートになりますが、これと同時に低スペックなエントリー端末でも動くAndroid Oreo (Go edition)も発表しています。
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OTA配信もじきに
Android 8.1はPixelやNexus端末向けにファクトリーイメージが公開されており、これらを使って手動で導入することもできます。
OTAによる普通のアップデートも次週から配信されるとのことなので、対象端末にはそれほど時間を空けずに降ってくると思われます。
Android 8.1はマイナーアップデートではありますが、APIレベルが27になるほか、いくつかの変更点もあります。利用者視点でもいくつかあり、それはDeveloper Previewのころとほぼ同じです。
Android Oreo (Go edition)
また、今回Android 8.1とともにAndroid Oreo (Go edition)というものも発表されています。これはエントリーレベルのデバイス向けの新しいバージョンです。エントリーレベルのデバイスというのは、RAMが512MBから1GBといった端末です。これらでも快適に動くように最適化されているとのことです。
エントリー端末はRAMだけでなくストレージ容量も少ないものです。8GBのストレージ容量の端末の場合、Android 7.0 Nougatではほとんど空き容量がありませんでしたが、Android Oreo (Go edition)ではそれに比べ約2倍の空き容量ができます。また、プリインストールされるGoogle系のアプリについても、そのアプリ容量がこれまでの50%になっているとのことです。
日本でこのGo editionを使った端末が発売されるかはわかりません。ただRAM1GBの格安SIMフリー端末は時々でてくるので、そういう端末に載ってくることも考えられなくはありません。ちょっと試してみたいものですね。