Androidの歩数計アプリ10選 2017年版－見た目と使いやすさ、バッテリー消費などを比較

Androidには数多くの歩数計アプリがあります。多すぎてどれを使ったらいいのかわからないと思いますので、いくつかをインストールして実際に使ってみました。

アプリの使いやすさとして、スクリーンショットを多く使って見ていきます。精度の良さという点に関しては、多くのアプリがアプリ内で感度調整できるようになっているので、それ以外のアプリを開いて過去の記録を見ることに重点を置きます。

比較したアプリ

今回インストールして比較してみたアプリは以下のとおりです。それぞれの詳細へリンクしています。

• 歩数計 – アキュペド+
• 歩数計
• 毎日歩こう 歩数計Maipo
• 歩数計 for KitKat
• 無料の歩数計 – ステップカウンター＆カロリー計算
• 歩数計 – Accupedo
• Google Fit
• Lifelog
• Pacer
• Runtastic Me

選択基準は、Playストアでのスクリーンショットから見る見た目と、レビューの星の数です。純粋に歩数計アプリではなく、ライフログ系のアプリも入っていますが、歩数計としても十分使えると判断したため入れています。

また、歩数計アプリでも「特に何の操作もしないでも勝手に記録される」ものを選んでいます。ワークアウト要素の高いアプリは歩き始める最初と最後に操作をしなければならず、これは今回の目的とは合わないので除きました。

歩数計 – アキュペド+

メイン画面は縦にスクロールしていくタイプです。パッと見はオシャレなのですが、その間に挟まれた広告だったり、一度通してみてみないとどんな表示項目があるのかわかりにくいところがあります。

グラフは日・週・月・年で確認できます。これについては見やすいのですが、日や月を移動しようとするとまず広告が出てくるのがうざい。Pro版になれば広告は表示されませんが、それが月額$0.99もしくは年額$3.99なので、これをどう見るか。

ウィジェットは4×1サイズと1×1サイズがあります。どちらも今日の歩数やデータを表示します。

グラフ表示	あり	テーマ機能	ウィジェットのみあり
ウィジェット	あり	広告	あり（課金解除可）
歩数編集	あり	バックアップ	あり
省電力設定	あり	感度設定	あり

歩数計

メイン画面が1日のグラフ表示になっているので、アプリを起動してすぐに確認できるのがいいです。日・週・月で表示でき、歩数以外にも距離やカロリーでもグラフ表示できます。広告が表示されていますが、そこまで目立つものでもありません。

機能はシンプルながら歩数計に必要なものは揃っています。テーマも多くあるので、気分で変えてもいいでしょう。ウィジェットが無いのが残念。

グラフ表示	あり	テーマ機能	あり
ウィジェット	なし	広告	あり
歩数編集	あり	バックアップ	あり
省電力設定	あり	感度設定	あり

毎日歩こう 歩数計Maipo

モダンな見た目をした歩数計アプリです。メイン画面は今日の歩数を現しており、非常に見やすいです。週や月でのグラフはありませんが、月のカレンダー表示があります。これはこれで分かりやすいかも。

アプリ内に「よくある質問」があるのは親切ですね。感度や通知アイコンについてなど、ちゃんと書かれています。

グラフ表示	日のみあり	テーマ機能	あり
ウィジェット	なし	広告	あり（有料版324円）
歩数編集	なし	バックアップ	あり
省電力設定	あり	感度設定	あり

歩数計 for KitKat

グラフ表示はなく、基本的にリストで表示されます。図よりも正確な数値で知りたい人向け。画面移動時に全画面広告が出ることがあり、そこが残念。

テーマは8種類あり、見た目はとても良い。ウィジェットは4×1サイズと2×1サイズの2種類。

グラフ表示	なし	テーマ機能	あり
ウィジェット	あり	広告	あり
歩数編集	なし	バックアップ	あり
省電力設定	なし	感度設定	なし

無料の歩数計 – ステップカウンター＆カロリー計算

ほかではあまり見ないような見た目をしたアプリです。バッテリー系アプリで似たような表示を見ます。グラフ表示への移動は独特ですが、それ自体は見やすくできています。

ウィジェットは3×1サイズが2つと2×1サイズが1つあります。

グラフ表示	あり	テーマ機能	なし
ウィジェット	あり	広告	あり（削除320円）
歩数編集	なし	バックアップ	なし
省電力設定	なし	感度設定	あり

歩数計 – Accupedo

昔からあって広く使われている歩数系アプリの老舗です。トップこそ違いますが、その他の部分は最初に紹介した『歩数計 – アキュペド+』とほぼ一緒です。開発元も一緒なので。課金形態などが違うので、そのあたりで選ぶといいかもしれません。

ウィジェットは4×1、3×1、2×1、1×1とサイズが揃っています。老舗らしくそれなりに使いやすいのですが、昔よりも広告が増えて頻繁に出てくる気がします。

グラフ表示	あり	テーマ機能	あり
ウィジェット	あり	広告	あり（Pro版399円）
歩数編集	あり	バックアップ	あり
省電力設定	あり	感度設定	あり

Google Fit

歩数計アプリとは趣が異なるアプリで、サイクリングやランニングなども含めたアクティビティを計測するアプリです。グラフ表示などもありますが、1ヶ月や1週間を振り返るというよりはタイムラインとして眺める、といったイメージです。

グラフ表示	あり	テーマ機能	なし
ウィジェット	あり	広告	なし
歩数編集	なし	バックアップ	あり（Googleアカウント）
省電力設定	なし	感度設定	なし

Lifelog

こちらも歩数計というよりはアクティビティ全体を表示するライフログアプリです。歩数計としてはシンプルに記録しますが、日・週・月でのグラフ表示は見やすいです。以前はウィジェットもあったのですが、今は削除されています。

グラフ表示	あり	テーマ機能	なし
ウィジェット	なし	広告	なし
歩数編集	なし	バックアップ	あり（Googleアカウント）
省電力設定	なし	感度設定	なし

Pacer

歩数以外にもトレーニング用として使えるアプリです。基本の歩数計としてもシンプルで見やすいのはGoodです。「広告を削除する」というメニューはあるのですが、その広告が見当たりません。

グラフ表示は横画面になり、過去1ヶ月や過去6ヶ月などで見ることができます。10月11月といった単位ではないのでそこはほかと違うところです。

グラフ表示	あり	テーマ機能	なし
ウィジェット	あり	広告	あり？（プレミアム年額1990円）
歩数編集	なし	バックアップ	あり
省電力設定	あり	感度設定	あり

Runtastic Me

フィットネス系で有名なRuntasticの歩数計アプリです。Runtasticには『Runtastic Pedometer』というアプリもある（あった）のですが、そちらはウォーキングの最初と最後に操作が必要なトレーニングアプリで、こちらは自動で常時計測型です。もちろんRuntasticアカウントでログイン可能です。

グラフなども見やすく、同じグループの『Runtastic Sleep Better』をインストールすればそちらの睡眠記録も一緒に表示できます。

ウィジェットは1×1サイズと4×1サイズ。ただ感度設定などがないので、歩数計アプリとしてはかなりシンプルなものになります。

グラフ表示	あり	テーマ機能	なし
ウィジェット	あり	広告	なし
歩数編集	なし	バックアップ	なし
省電力設定	なし	感度設定	なし

バッテリー消費について

Battery Mixでの表示ですが、それぞれのバッテリー消費は上図のようになりました。省電力設定のあるなしもあるので、これをそのまま受け取っても仕方ないのですが、参考まで。

何を重視して選ぶか

歩数計に求めるものによって、どのアプリを選べばいいのかは変わってくると思います。私の場合はなるべくシンプルに、そしてパッと見で分かりやすいこと、記録が溜まっていることがグラフィカルにわかることが重要です。なのでグラフ表示は必須、底に至るまでの操作もなるべく簡単なものが望ましいです。

精度が重要だ、という人であれば感度調整機能は必須でしょう。個人的には歩数は絶対的ではなく過去の自分と比べる相対的に捉えればいいと思っているのであまり気にしません。アプリを開いて振り返ることが多いのであれば広告が邪魔にならないかも重要でしょう。そういったポイントを決めてからアプリを選ぶのがいいと思います。

私は最終的にシンプルさと他の機能も合わせて『Lifelog』を使っていますが、これで十分なんですよね。歩数計としての機能を考えるのであれば、『Accupedo』かな？と思いますが『Pacer』もオシャレでいいと思いますし、『毎日歩こう 歩数計Maipo』もユニークさもあっていいと思います。

また、わざわざアプリをインストールしなくても、プリインストールで歩数計アプリが入ってる機種もあります。そういうのも、使ってみると案外使いやすかったりしますから、ぜひチェックしてみてください。

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