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Android 8.1 Developer Preview リリース:壁紙によるダーク/ライトテーマの自動変更など

Googleは10月25日、Android 8.1 Developer Previewをリリースしました。Android Beta Programに参加している対象端末にOTAアップデートが配信されています。

さっそくアップデートしてみました.

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Android 8.1 Developer Previewの適用方法

Android 8.1 Developer PreviewはAndroid Beta Programに参加している場合に登録端末にOTAアップデートが配信されます。

今回対象となっている端末は以下の通り。

これらの端末を持っていて、上記ページで登録すればOTA配信が来ます。後は普通にアップデートをインストールすればAndroid 8.1 Developer Previewとなります。

Android 8.1 Developer Previewの変更点

Android 8.1 Developer Previewの変更点はAndroid Developers Blogにて書かれていますが、気付いたものをいくつか紹介します。

通知領域が透けてる

通知領域の背景がベタ塗りではなく、微妙に透過されています。カッコいいですね。ベタ塗りでフラットな印象だったマテリアルデザインが変化しているのでしょうか。

設定に検索フォーム

設定画面も微妙に変化が。一番上には検索フォームが表示されています。これまでもAndroid 6.0以上では検索アイコンは表示されており、それをタップすれば設定項目を検索できましたが、テキストボックスが常時表示されていることでわかりやすくなっています。

イースターエッグのマークが変化

設定のAndroidバージョン表示を連打すると隠れたお遊び機能(イースターエッグ)が表示されますが、その際の表示が一部変更されています。Android 8.0ではAndroid 6.0の頃から続くアルファベットを元にしたOのマーク(この記事の最上段の画像のマーク)だったのがOreoを元にしたマークになっています。

なお、この画面のあとはこれまでと変わらずタコでした。

電源メニューがリニューアル

電源ボタンを長押ししたときのメニューがリニューアルしています。ちょうど電源ボタンの横の位置に表示され、大きなアイコン表示となっています。これまではどちらかと言うとリスト表示でした。

壁紙によるシステム領域のテーマ変化

上の電源メニューもそうですが、ライトとダークの2つのモードがあります。これは自分で設定した壁紙の色合いによって変化します。

壁紙が白っぽいと通知領域なども白背景と黒文字になります。ドロワーで全体が白いとナビゲーションバーのアイコンも黒になります。

壁紙が黒っぽいと逆に黒背景白文字になります。

ただ、これは静止画の壁紙の時だけのようで、KLWPなどライブ壁紙で白っぽくした時は通知領域なども白でした。

Bluetooth接続機器のバッテリー残量表示

Bluetooth機器を接続した時に、そのバッテリー残量が表示されるようになりました。通知領域だとアイコンだけのおおざっぱな表示ですが、Bluetooth画面だとパーセント表示されています。

Bluetoothイヤホンなどを使っている人にはかなり便利な機能追加です。

Android 8.1は12月リリース予定

Android 8.1 Developer Previewは今後11月に1度アップデートされ、12月にAOSPとOEM向けにリリースされる予定となっています。

まだAndroid 8.0を搭載した端末やアップデートが配信されている端末はあまりない状態ですが、NexusやPixel端末以外でAndroid 8.1が使えるようになるのは、いつになるんでしょうね…。

参考情報

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