「Androidの父」と呼ばれるAndy Rubin氏の設立したEssentialから発売されたベゼルレススマートフォン「Essential Phone PH-1」を購入しました。
最近流行りの「ベゼルレス」ですが、このPH-1は前面上部のフロントカメラ部分がディスプレイにめり込んだ形になっているのが特徴です。先日発表されたiPhone Xなども同じようにディスプレイ部にめり込んだ形となっており、このパターンにも一層の注目が集まっています。
今回はまず開封の儀ということで箱と外観をチェックしていきます。
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開封の儀
正方形に近い箱はなかなか大きく、私が購入した中ではHuawei P9と似たような大きさ。ただ厚さも結構あります。天面に実物よりも少し大きめの本体写真が付いていますが、画面が黒いので枠だけのようにも見えます。
底面もかなりシンプルになっています。
紙の封がしてあって、そこをペリペリと剥がしていきます。
箱は横にスライドしていく形式。少しずつ本体が見えるという演出は好きですね。
箱の中身。内容物は見えているものでほぼ全てです。箱の厚さからしてもっと何か入っているのかと思いましたが、本体の下などはただの上げ底です。
改めて、内容物は本体のほかにSIMピンとUSBケーブル、3.5mm変換アダプタ、保証書、ACアダプタです。ACアダプタはType-C接続なのでケーブルもType-C to Type-Cとなっています。3.5mm変換アダプタは、イヤホンジャックがないためで、有線イヤホンはUSB変換経由となります。
SIMピンは持ち手の部分がEssentialのロゴである「四角の中に円」をかたどったものですね。
表も裏もピカピカ
最近のスマホはみんなそうとも言えますが、まったく板のようです。今回はブラックを選んだということもあり、画面がついてない状態では普通のスマホと変わりませんね。
背面には指紋センサーにデュアルカメラ、その隣には360度カメラなどのアクセサリを装着するためのマグネット端子があります。今回はAmazon.comで購入したので360度カメラはありません。
背面はかなりピカピカで、しっかりと反射します。指紋も普通に付きますね。
側面はシンプルなもので、右側面には音量ボタンと電源ボタン。
下側面にスピーカー、USBポート、SIMスロットになっています。
SIMはnanoSIMです。SIMピンを挿す穴がスロットの蓋にあるのですが、すぐ近くにマイク穴もあって間違えやすいので注意が必要です。
カメラについては、まだ試していないので次回以降に紹介しますが、ほかのサイト等を見る限りはあまりよろしくないようです。
チタン製ボディ
Essential Phone PH-1はスマホでは珍しくチタン製のボディを持っています。これはかなり頑丈なようで、衝撃テストでも通常のスマホのように曲がったりすることはなかったとのことです。ディスプレイはそうはいかないでしょうけどね。
ただ、その分スマホとしては重めの180gオーバーの重量となっています。片手でしばらく操作していると疲れを感じてしまいます。
めり込むステータスバー
Essential Phoneの最大の特徴とも言えるディスプレイにめり込んだ前面カメラですが、ステータスバー部分が黒の状態では目立ちません。この状態だと普通のスマホのようにも見えます。
画面が白いとさすがに目立ちますね。この部分が本当に画面を侵食しているような、なんだかリアルな物体に感じられます。いや、カメラはもちろんリアルなものですが、ディスプレイに何かが覆いかぶさっているような。
なんかよくわからないけど笑える。 pic.twitter.com/fK3mGcZIT9
— orefolder (@orefolder) 2017年9月14日
実際に動いているところを見ると、うまく言い表せないのですが、不思議な感覚があります。
なお、スクリーンショットはカメラで隠れている部分もそのままあるものとして記録されます。ディスプレイは1312×2560ですが、ステータスバー部分がかなり広くなっているのでなんだか間の抜けた画像に見えますね。
ひとまずは開封の儀ということで、開けて軽く触っただけです。チタンとアルミニウムの差は言われないと気づかないかな?と思います。若干ズシリとくるものはありますが。表も裏も、そしてサイドもピカピカなのはMi MIXを彷彿させるものでした。あれほど滑りやすくはないですけどね。
このあとは、もう少し中身をいじってみて、実際のアプリでの表示など紹介していきたいと思います。