前回の開封の儀に続き、Essential Phoneの設定など中身を見ていきます。結論から言えば、Essential Phone PH-1の中身はかなり素のAndroidっぽく、ちょっと物足りないくらいです。その他、ベンチマーク結果なども見ていきましょう。
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ホーム画面とプリインアプリ
ホームアプリはAndroid標準の『Launcher 3』となっています。通知領域も普通のAndroid、ドロワーも特に変わりありません。プリインストールアプリは少なめで、これもGoogle標準のものしかありません。唯一カメラアプリだけが変わっています。アイコンもなんだか雰囲気違いますよね…。
なお、スクリーンショット上ではディスプレイにめり込んだカメラ部分は何もなかったように表示されます。ただ、それに合わせてステータスバーが広く取られているため、スクリーンショットだけ見るとなんとも間延びした画面に見えてしまいます。
設定画面
設定画面も素のAndroidそのまま、です。中身を見ていきましょう。
メモリとストレージ
ストレージは128GBもあります。SDカードは使えませんが、これだけあれば十分でしょう。メモリは4GBで、だいたいいつも半分ちょっとは空いているくらいになっています。どちらも余裕ありますね。
サポート
ほかでは余り見られない項目としては「Support」というものがありますが、これはブラウザでサポートページ(英語)を開くだけです。
端末情報
端末設定からはマニュアルや規制ラベル等をチェックできます。本体は初回起動時にアップデートがありましたが、その結果Android 7.1.1 Nougatであり、Android セキュリティパッチレベルは2017年9月5日という最新のものになっています。
ベンチマーク結果
AnTuTuとGeekBenchの結果を掲載します。
やはりスペックは高いですね。Essential Phone PH-1の基本的なスペックは以下になります。
Model Name | Essential PH-1 |
---|---|
OS | Android 7.1.1 |
CPU | Qualcomm Snapdragon 835 Kryo 280 Octa-core (2.45GHz Quad + 1.9GHz Quad), 64 bit, 10nm processor |
RAM | 4GB |
ストレージ | 128GB UFS 2.1 |
外部メモリ | なし |
ディスプレイ | 5.71インチ(円弧角を含む) 2560 x 1312 (19:10, QHD) |
カメラ | 背面:1300万画素 前面:800万画素 |
バッテリー | 3040mAh |
サイズ | 約141.5 × 71.1 × 7.8 mm |
重量 | 185g 未満 |
ネットワーク | UMTS/HSPA+: 1, 2, 4, 5 6, 8 GSM: 850, 900, 1800, 1900 MHz CDMA EV-DO Rev. A: 0, 1, 10 FDD-LTE: 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 11, 12, 13, 17, 20, 21, 25, 26, 28, 29, 30, 66 TDD-LTE: 38, 39, 40, 41, 42, 43 TD-SCDMA: 34, 39 |
まとめ
Essential Phoneの設定画面はほぼ素のAndroidなので、特に紹介すべき機能など無いのが少し残念です。あまりゴチャゴチャしすぎて素の状態からかけ離れているのも好きじゃないですが、もうちょっと何かあったらなぁ…という気がするのも確かです。
次回はこの画面にめり込んでいる前面カメラのおかげで実際にどう表示されるのか、実例を元に紹介していきたいと思います。その後はカメラについても。