エキサイトモバイルを契約-1GBごとの従量制「最適料金プラン」もあるIIJ系格安SIM
7月1回目の速度測定記事でも少し触れましたが、新たにエキサイトモバイルのSIMを契約しました。(7月1回目の速度測定には間に合いませんでした。)
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エキサイトモバイルの特徴
エキサイトモバイルはドコモの通信網を使った格安SIMです。大きな特徴は、毎月使った量によって料金の変わる「最適料金プラン」と、毎月一定額の支払いとなる「定額プラン」の両方が用意されているということです。
これは例えばFREETEL SIMやb-mobileおかわりSIMでも同じですが、エキサイトモバイルの「最適料金プラン」は1GBごとに細く料金設定されているのが魅力です。それぞれのSIMにおける通信量と料金を比べてみました。
エキサイトモバイル | FREETEL | b-mobile | |
---|---|---|---|
~100MB | 299円 | ||
~500MB | 630円 | ||
~1GB | 660円 | 499円 | 500円 |
~2GB | 770円 | 750円 | |
~3GB | 880円 | 900円 | 1,000円 |
~4GB | 1,150円 | 1,250円 | |
~5GB | 1,450円 | 1,520円 | 1,500円 |
~6GB | 1,600円 | ||
~7GB | 1,900円 | ||
~8GB | 2,120円 | 2,140円 | |
~9GB | 2,200円 | ||
~10GB | 2,380円 | 2,470円 | |
~15GB | 3,680円 | ||
~20GB | 4,870円 |
現状、ドコモ系MVNOで従量制の料金プランはこの3つくらいです。それぞれ高速通信のレンジが違ったり料金も微妙に異なります。自分の使い方に一番あったところを選びたいですね。
エキサイトモバイルの設定
届いたエキサイトモバイルのSIMを実際に設定してみます。
パッケージはA5大のもので、SIMは真っ白なタイプでした。まぁよくあるタイプの普通の台紙ですね。
特に難しいこともないので、とりあえずSIMを端末に入れてみます。
APN | vmobile.jp |
---|---|
ユーザー名 | 設定は不要です |
パスワード | 設定は不要です |
認証タイプ | PAPまたはCHAP |
APN設定は、ちょっと驚きました。通常登録する「ユーザー名」や「パスワード」が必要ないようです。
vmobile.jpということで、IIJ系のようですね。(また所有SIMにIIJ系が増えてしまった…。)これはエキサイトモバイルの前身であるBB.exciteモバイルLTEから変わりません。
このAPN設定を行えば、すぐに通信可能となります。(端末によっては再起動が必要になる場合があります。)
速度測定
というわけで、さっそく速度測定してみました。時間帯は夕方の混雑時間帯、18時30分頃です。
Speedtest.netでは下り1.5Mbps程度、上り4Mbps程度となり、4GMarkのフルテストでは1821点でした。
測定日は違いますが、同じIIJ系のSIMの同時間帯の結果と比べてみます。
DOWN (Mbps) | UP (Mbps) | PING (ms) | |
---|---|---|---|
エキサイトモバイル | 1.39 | 3.99 | 111.66 |
BIC SIM(IIJ-D) | 1.54 | 2.79 | 136.33 |
DMM mobile | 1.55 | 3.55 | 90.33 |
イオンモバイル1 | 1.62 | 1.99 | 145.00 |
はい、ほとんど変わりませんね。
マイページはウェブから
エキサイトモバイルの使用容量などはウェブ上のマイページからアクセスします。
高速データ通信のオンオフもマイページ内の「ご契約SIM・端末」のページから切り替えることができます。ちょっと面倒かもしれませんね。
公式アプリはないがユーザー作成アプリあり
エキサイトモバイルには専用の公式アプリはありません。基本的に容量確認や高速通信のオンオフはマイページで行います。ただ、代わりにユーザー作成のアプリが公開されています。
- エキサイトモバイル クーポンスイッチ(エキモス)
-
制作: Onboro Apps評価: 4.4 / 5段階中価格: 無料 (2017/7/7 時点)
ダウンロードposted by: AndroidHTML v3.0
アプリ上で現在の使用状況を確認できるほか、高速通信のオンオフ切り替えもできます。ウィジェットもあり、ホーム画面上から簡単にオンオフ切り替えも可能です。
さすがにチャージはできませんが、アプリから公式のマイページへ飛ぶことができるので、そこからチャージできます。これが公式アプリでないことが不思議なくらいに十分な機能を持ったアプリです。エキサイトモバイルの契約者なら必須アプリでしょうね。
まとめ
速度的にはIIJ系そのままという印象です。そのほか、通信しはじめの一定量だけ高速データ通信できる「バースト機能」もIIJmioと同じく使えます。なので「従量制プランのあるIIJmio」と捉えてもいいかもしれません。
従量制プランのある格安SIMの中では、信頼性などの点で一番勧められるSIMだと思います。そういった料金プランのほうがあっている、という方はぜひ検討してみてください。なお、2017年7月7日現在、下記リンク先ページからの新規契約で「最大28,000円キャッシュバック」または「月額料金500円×6ヵ月(最大3,000円)割引」キャンペーンを行っているようです。どうぞご利用ください。
当サイトの速度測定でも次回よりエキサイトモバイルを加えていこうと思います。まぁ基本的にIIJ系で変わらないとは思いますが。
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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。
様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。
スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。