Galaxy S8/S8+はディスプレイの縦横比が18.5:9という縦長となっています。(多くのスマホは16:9)
このディスプレイで心配となるのは、アプリがちゃんと対応されているのか、どんな表示になってしまうのか、ということです。
Galaxy S8/S8+には普通のスマホと同じように16:9のアスペクト比で表示できるモードもあるんです。
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縦横比の違いによる表示の違い
この画面は『オルタナティブガーズル』のプレイ画面です。左からHUAWEI P9(16:9)、Mi MIX(17:9)、Galaxy S8(18.5:9)のスクリーンショットです。やっぱりつむぎはかわいいですね。
だんだん画像も縦長になっており、それぞれのパーツの位置も微妙に調整されています。
縦長でうまく表示されない例
ただ、画面によっては何やらはみ出ていたり余計なものが見えてしまっていておかしな表示になってしまいます。
GoogleではGalaxy S8のような従来の16:9よりも縦長の端末に対応するようにアプリ開発者に呼びかけていますが、現状はまだ対応しきれていない場合が多いです。
全画面か否か
Galaxy S8ではこうしたアプリについて、「全画面で表示する」か「16:9で表示するか」という設定を個別にできます。
システムアプリのほとんどは全画面表示に最適化されているので大丈夫ですが、後から入れたアプリなどは最適化されていないものも多いです。最適化されていないものでも実際に起動すると特に問題がないこともありますので、1つ1つオンオフできるのはいいですね。
最適化されずに妙な表示になってしまった画面も、従来の16:9で表示すれば問題ありません。上下に黒帯が付き、それはスクリーンショットにも含まれます。
黒帯は若干カッコ悪いですが、これで大抵のアプリは正常に表示できると思います。
YouTubeの動作
YouTubeで動画再生すると、基本的には横に黒帯が表示されます。しかしこれでは5.8インチの画面をすべて使えていません。実際の表示は5.2インチと同じくらいでしょう。
ただし、コレについてもYouTubeアプリ内から設定で見え方を変えられます。
横幅いっぱい使って表示すると、そのために動画の上下は少しずつ切り取られます。上下が多少切れたとしても動画を見るのにそんなに支障はないですし、迫力も上がるのでこっちのほうが良いかもしれませんね。動画再生中に画面をタップすればすぐに切り替えられるので、自分にあった方法を選べます。
まとめ
少し前に手に入れたMi MIXでは縦横比が違うので表示が変になっていましたが、Galaxy S8なら16:9+黒帯での表示もできます。画面の縦横比が変わって最初の心配はコレでしょう。Galaxy S8なら、アプリごとに自分の設定を決められるので便利です。
大丈夫、何の問題もありません。
私も、こういった表示ができることで安心し、また感心しました。対応できてないアプリについても見捨ててない感じが良いですね。
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