サムスンは日本時間3月30日、新たなフラッグシップ機Galaxy S8およびGalaxy S8+を発表しました。デザインも大きく変わり、縦に細長いボディとべザルレスデザインが目を引きます。
すでにサムスンのGalaxy日本語ページでも製品ページが公開されており、日本国内での発売も期待されます。
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ベゼルレスでスリムなデザイン
何と言っても目を引くのは新しいデザインです。スクリーンの端が丸くなっているのもそうですが、左右のベゼルはほぼなく、上下もかなり細くなっています。
S8は画面サイズ5.8インチ、S8+は6.2インチというかなりの大画面になっています。ですが、6.2インチながら横幅は73.4mmとかなり抑えられています。ちなみにXperia XZが横幅約72mm、Huawei P9が約70.9mm、ZenFone 3が約73.9mm(いずれも5.2インチ)となっているので、横幅のサイズ感としては5.2インチレベルとなります。
ディスプレイは2960×1440ピクセルで、18.5:9と、あまり見ない縦横比となっています。これは一部のアプリは対応が大変かもしれませんね。
Galaxyといえば正面下部に大きなホームボタンが特徴的でもありましたが、Galaxy S8 / S8+ではこれが画面内に移動しています。これは普段は消えていて、必要なときにだけ現れるそうです。また、これまで伝統的に戻るボタンが右側だったのが、設定で逆に入れ替えることが可能だということです。
ますますパワーアップしたカメラ
メインカメラは1200万画素でF1.7の明るいレンズを持っています。S7 edgeも暗いところでの撮影に優れていましたが、それはS8でも健在のようです。
また、S8 / S8+ではこの背面カメラのレンズが「同一平面上に見えるよう配置」されているということです。カメラの出っ張りは机の上に置いたときなどに気になるので、これが平らになるのはかなり嬉しいです。
左:食事モード 右:オート
食事モードでの飯テロ写真もバッチリです。
このほか、Huaweiのワイドアパーチャのように、撮影した後にフォーカス位置を選択することができる機能もあるようです。
また、指1本でメイン/インカメラの切り替えやズームなどの操作ができるになっており、これはなぜ今までこうしなかったのか不思議なくらいしっくり来ます。
虹彩認証も対応したセキュリティ
セキュリティでは、これまでの指紋に加え「虹彩認証」にも対応しました。そのほか、自撮りで顔認証してロックを解除する機能もあるということです。
フラッグシップに相応しいパフォーマンス
そのほか、IP68準拠の防水・防塵機能、最大256GBまでのMicroSDカード対応、ワイヤレス充電と急速充電に対応といった機能があります。バッテリー容量はS8が3,000mAh、S8+が3,500mAhと驚くほどではありませんが、急速充電もあるので十分でしょう。
簡単なスペックは以下になります。
Galaxy S8 | Galaxy S8+ | |
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OS | Android 7.0 (Nougat) | |
CPU |
Octa-core (2.3GHz Quad + 1.7GHz Quad), 64 bit, 10nm processor Octa-core (2.35GHz Quad + 1.9GHz Quad), 64 bit, 10nm processor (国やキャリアによる) |
|
RAM | 4GB | |
ストレージ | 64GB | |
外部メモリ | microSDXC (最大256GBまで) | |
ディスプレイ | 5.8インチ 2960×1440 | 6.2インチ 2960×1440 |
カメラ | 背面:1200万画素 前面:800万画素 | |
バッテリー | 3000mAh | 3500mAh |
サイズ | 約148.9 x 68.1 x 8.0 mm | 約159.5 x 73.4 x 8.1 mm |
重量 | 約155g | 約173g |
日本版は全3色?
カラーはグローバル版サイトでは5色が掲載されていますが、日本語版では「ミッドナイトブラック」「オーキッドグレイ」「コーラルブルー」の3色になっています。