ZenFoneやGalaxyシリーズのスマホには表示するシステムフォントを変更する機能があります。これらはFlipFontという共通の仕組みを使っています。最初は2,3個から選ぶしかありませんが、Playストアから新たにフォントをインストールして使うこともできます。
しかしPlayストアでFliFontに対応した日本語フォントはかなり少ないです。自分の持っている好きなフォントをスマホでも使うことができたら…それを実現するアプリが『FilpFont Manager』です。
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FlipFont Managerの使い方
FlipFont ManagerはかつてはPlayストアで公開されていたアプリでしたが、現在は野良アプリとして作者のブログにて公開されています。今回はこれをダウンロードして実際に使うやり方を書いていきます。
apkファイルのダウンロードとインストール
まずは作者のブログに行き、そこからapkファイルをダウンロードします。
記事の下の方にFlipFontManager-1.2.0.apkというリンクがあるのでそれをタップすればダウンロードできます。
このアプリはPlayストア外にあるアプリ、いわゆる野良アプリなので通常ではインストールできません。設定のセキュリティから提供元不明のアプリをオンにする必要があります。
フォントのインストール
次に、実際にフォントを使えるように『Flipfont Manager』を使ってフォントファイルを端末にインストールします。予め使いたいフォントファイルを用意しておきましょう。ttfやotfが使えます。
アプリを開くとほとんど何も表示されていません。まずはフォントを追加をタップして端末内のフォントファイルを指定します。
プレビューが表示されるので、それで良ければOKをタップし、表示名を入力します。リストに表示されるので、自分がわかりやすいものをつけましょう。
これで最初の画面にフォントが1つ追加されました。他にも入れたいフォントがあれば入れ、用意が整ったらインストールをタップします。これはこのアプリで作ったフォントをスマホにインストールする作業です。
スマホの設定で新しいフォントに変更
フォントをインストールした後にフォント設定をタップすると、スマホのディスプレイ設定に移動します。ここでフォントスタイルを見てみると、先程インストールしたフォントがリストに加わっているはずです。これを選べばシステムフォントが切り替わります。
アプリによっては独自にフォントを使っているものあるのですべてが変わるわけではありませんが、システムフォントをそのまま使っているところは全部が選んだフォントに変わります。
変わったフォントにすると個性は出ると思いますが、読みにくかったり登録されていない文字は表示されなかったりもするので、その点は気をつけましょう。(なんだかんだ言ってデフォルトのフォントは読みやすいと分かると思います…。)
対応しているスマホ
このアプリでシステムフォントを追加できる端末は、FlipFontに対応したものです。対応している端末では、システム設定のディスプレイなどの項目にフォント変更があり、そこにFlipFontのマークが表示されています。
フォント変更の項目があるスマホ(例えばXperiaなど)でも、FlipFontに対応していないものではこのアプリでインストールしても無意味です。FlipFontに対応しているスマホは、SamsungのGalaxyシリーズやASUSのZenFoneシリーズ、そしてHTCの端末がそれに当たります。
私の持っている端末ではZenFone 5はダメでしたがZenFone GoとZenFone 3は対応し、Galaxy S5も対応していました。HTC Desire 626は対応していませんでした。
まとめ
このアプリは野良アプリですし、あくまで自己責任での使用と言うことになっています。今後の端末のアップデートで使えなくなる可能性ももちろんあります。そのあたりはちゃんと了承の上で利用しましょう。
システムフォントを変えると全体の雰囲気が一気に変わります。手書き風のフォントにすると可愛くなりますし、明朝体やセリフ体にするとちょっと硬い雰囲気にもなります。自分にあったもの、気分にあったものに変えてみてください。