先日入手したWikoの若者向けスマートフォン「Tommy」について、今回は主に設定画面を紹介していきます。Wikoはこれが日本参入第一弾となることもあり、日本語対応のおかしなところもあります。まぁまだそれも愛嬌で済まされる時期ですけどね。
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ホーム画面
デフォルトのホーム画面は3画面あり、システムアプリ系は丸く背景がグラデーションの掛かったアイコンで統一されています。
このホーム画面、「すべてのアプリ」が見える通りドロワーのあるホームアプリです。が、なぜか新しくインストールしたアプリのアイコンが勝手に追加されます。Playストアの設定で「ホーム画面にアイコンを追加」をオフにしても関係ありません。
通知領域
通知領域はAndroid標準そのものです。とくにカスタマイズされていません。人によって好みはありますが、私はこれが一番安心します。
クイック設定については、歯車アイコン長押しでシステムUI調整ツールが開放されるので編集できそうなのですが、いざ追加しようとすると必ず落ちます。
ドロワーとプリインアプリ
ドロワーは縦スクロール型で、右端にインデックスがつきます。ただし日本語名のアプリはカタカナが#として先頭にまとめられて、漢字は…「電卓」「電話」がD欄にあり、「連絡先」がL欄にあり、「時計」がS欄に、「音声検索」がY欄にあります。うーん…。
ドロワーからでもアンインストール等できるので、日本語アプリの並びさえ気にしなければ使いやすいと思います。
設定画面
設定画面も変なカスタマイズはされておらずAndroid標準のままです。とはいっても独自の機能もいくつか入っているようです。
ナビゲーションバー
ナボゲーションバーの並びはデフォルトでは戻るボタンが左ですが、設定から逆にすることもできます。中華スマホやGalaxyに慣れた方も安心。
ところでこのナビゲーションバー、よく見るとアイコンが黒で縁取りされています。このおかげで白い壁紙でもはっきり見えます。設定画面でもナビゲーションバーの背景は灰色になります。
スマートジェスチャー
「スマートジェスチャー」は、どの画面でもジェスチャーでアプリ起動などできる機能です。画面左上から指をすべらせるとドローウィンドウが出てきて、そこに決められた図を描きます。これはデフォルト以外に自分でオリジナルのものを加えることもできます。
ドローウィンドウが出てくるので機能が働くこと・実際に描かれたものがはっきりわかるのがいいですね。
スマートアクション
ホームボタンのダブルタップでスクリーンオフなど、いくつかの便利機能があります。ただ「アラームが起動したときに電話を裏返しにするとスヌーズになる」という二度寝しやすい機能もあるので注意が必要です。また、項目をタップするとそれぞれの説明がイラスト付きで表示されます。
スクリーンショット
スクリーンショットの撮り方については、ちょっと特徴的です。普通に電源ボタン+音量下で撮るほか、画面上から3本指をおろしても撮ることができます。
そして、撮影されるとそのサムネイルが画面に表示されます。この画面からすぐにシェアすることもできますが、このときにサムネイルを上にドラッグすると削除、下にドラッグすると即保存できます。
シェアやロングスクリーンショットはHUAWEI端末などでもありますが、この画面が微妙に長いのが不満ありました。その点Tommyなら自分の操作で即「削除」または「保存」ができます。失敗スクショを保存することなく削除できるのも地味に便利です。
ロングスクリーンショットは縦に長い画面をまとめて1つの画像で保存できるスクリーンショットです。設定画面やウェブページをまるごとスクショするには便利です。
日本語表記について
このTommyですが、発表会時点から設定画面等の日本語がおかしいと話題になっていました。
標準のAndroidに含まれている設定部分の日本語はいいんですが、スマートアクションなどWiko独自の項目については確かにおかしいです。
ただ、これについてはアップデートである程度は改善されています。
左はアップデート前、右がアップデート後です。
…まぁ、まだまだ残って入るのですが、文末のおかしなカタカナがいくつか削除されています。まぁとりあえず実際の操作等に影響はないので、生暖かく見守っていければと思います。
まとめ
設定項目については、ほぼAndroid標準かつ便利機能がいくつか加わっているのはGoodですね。とくにスクリーンショットについては、自分の意志で削除保存が即できるというのは、スクショをたくさん撮る私には嬉しい機能です。
余計な機能は機能はつけず、さりげない便利はつけるというのは好印象です。
最初はダメさを確認するために買ったようなものだったのですが、ここまでは日本語が一部変なところがあるくらいでむしろいい印象になってますね。次回はもう少し使ってみて、全体的な使い心地などをレポートしたいと思います。