Omaker様より、防水Bluetoothスピーカー「Omaker M6」をレビュー用に提供していただきました。
こうしたBluetoothスピーカーはこれまでも何度かレビューしていますが、今回のM6はそれまでよりも力強い音を感じました。それだけでなく、防水対応、20mの通信距離、TWS機能で2台のM6を同時にペアリングしてステレオ再生できる、となかなか魅力的な製品になってきます。
価格は約4,000円とそれなりにしますね。しかし1,000~2,000円台のものとは1つレベルが違う、その価格分の価値は十分にあると思います。
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コンパクトながら力強い音
Omaker M6は大きさが約14cm×7cm×4.5cm程度とコンパクトなスピーカーです。片手で簡単に持ち歩ける程度です。カラビナがが付属していますので、それを付けてザックにぶら下げても苦ではない程度です。
底面にはゴムの滑り止めがあります。
背面も網状のデザインで、中央にラインが入っています。これはゴムではないので滑り止めにはなっていません。
側面には充電用のUSBポートと外部入力用のAUXがあります。Bluetoothで接続するのが基本ですが、AUX入力できるのは、対応機器が広がっていいですね。
スマホとの接続はBluetoothで行います。本体のボタンを長押しすれば接続モードになるので簡単にスマホと連携できます。NFCはありませんが、一度接続すればいいだけなので簡単です。また、こういった機器ではBluetooth接続したときの音声案内などがやけに大きいことがありますが、本機はそれなりに控えめ(許容できる範囲)でした。
実際に繋いで聞いてみるとなかなかパワフルな音が出ます。最初は音量がかなり大きかったのでびっくりしました。音量で本体が震えますね。全方向へ向けたスピーカーではなく、正面方向以外では音が小さくなってしまいますが、こんなコンパクトなスピーカーからこんな迫力が…と驚きます。
防水なのでアウトドアでも活躍
Omaker M6はIPX5の防水性能があります。IPX5は防噴流形ということで、直接シャワーなどの水が当たっても大丈夫です。水没はさすがにダメですが、アウトドアで使用して急な雨にあっても大丈夫です。
アウトドアだけでなく、お風呂に連れて行ってもいいですね。Bluetoothの通信距離が20mとなかなか長いので、机の上に置いたスマホの音楽をお風呂で聞くこともできるのではないでしょうか。
2台使えばTWS機能でステレオサウンド
Omaker M6はTWSという機能に対応しています。これはTrue Wireless Stereoというもので、2台のM6を同時にペアリングし、その2つを使ってステレオサウンドを実現するというものです。これを利用するには2台のM6が必要となりますが、設置位置をうまくすれば、より迫力のあるサウンドを楽しめます。友達同士で購入して、一緒に遊ぶ時はTWSで迫力のサウンドを楽しむ、なんてことができます。
Omaker M6のスペック
Omaker M6は3.5W×2、総合7Wのデュアルドライバーを内蔵しており、コンパクトながら迫力のステレオサウンドを再生できます。その最大音量は110dbにまで達します。また、バッテリーは1900mAhもあり、再生時間は約10-12時間とかなりのものです。
サイズ | W142×D70×H46 (mm) |
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重量 | 395g |
ドライバー | 3W×2+低周波ラジエーター |
ドライバーサイズ | 1.5inch,4ohm |
ひずみ率 | RMS=3.5W THD=10% |
SN比 | 72dB |
Bluetooth | Bluetooth4.0 |
バッテリー | 1900mAhポリマーリチウムバッテリー |
充電時間 | 約4-5時間 (DC5V/1A) |
再生時間 | 約10-12時間 |
実際に音楽を聞いてみても音に迫力があると感じます。高音がどうのといった詳しい感想は書けませんが、以前レビューした同じOmakerのM4に比べると、はっきりと違いがわかります。M4はあくまでその機器から音が出ている風でしたが、M6はその場から音が広がっている感があります。価格にして1,000円の差がありますが、どちらを選ぶかと言われれば間違いなくM6でしょう。
コントロールボタンの上にシールが貼ってあり、これが跡が残るタイプだったのが残念です。これ以外はかなり満足の行くBluetoothスピーカーでした。