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KLWPの小技:テキストの中で指定した文字だけ別の色で表示する

20170108-klwp-1

例えばGlaejaなどでは「マッチテキスト」といって、テキストの中から指定したものと一致する箇所を別の文字に変えたりスタイルを変更することができました。
KLWPでも同じように、文中から指定した文字を別の色にしたりサイズを変更することができます。

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まずは普通にテキストの時計

まずは普通に時刻を表示して、それを数字ではなくアルファベットで表示します。

$tc(n2w, df(H m))$

数字をアルファベットで表示すること自体は、テキストのオプション「加工」にある「数字をアルファベットに」だけでも可能ですが、このあとの効果を出すためにエディタ内で加工します。

eだけ赤字に

続いて、表示されたテキストの中から「e」の文字だけ赤くします。

$tc(reg, tc(n2w, df(H m)), "e", "[c=#ff0000]e[/c]")$

$tc(reg, ***, ***, ***)$ というのは、青字のテキストの中から緑字に一致するものを探して赤字に置き換える、という数式です。
今回の例で言えば、tc(n2w, df(H m))で示された「アルファベットで表記された時刻」から「e」という文字があればそれを[c=#ff0000]e[/c]に変換する、というものです。
[c=#ff0000]e[/c]はBBコードで、囲まれたテキストの色を変更するものです。この場合は#ff0000つまり赤色に変更しています。同様に[s=1.2]e[/s]のようにすればeだけ1.2倍の大きさになります。

ともあれ、この方法でテキスト中の一部指定した文字だけ色を変えることができました。ちょっとクールでカッコよくなりますよね。若干厨二病的デザインにも見えるかもしれませんが。

$tc()$はText Converter、テキストを加工するためのものです。いろいろありますが、これを使うと今回のように色を変えるだけでなく、最初の数文字だけ取り出したり。x文字目からy文字目まで表示、ということもできます。(これを使えば最初の3文字だけ赤文字、というのもできます。)
また、長いテキストを最初の数文字だけ表示してあとは省略して「…」を付けることもできます。

$tc(ell, "text-text-text", 4)$

↑の場合、実際に表示されるのは「text…」となります。
RSSを表示するときなどで使えそうですね。


KLWPの使い方についてはこちらのページにてまとめています。使い方に困ったときなど、こちらのページも参考にしてください。

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