GearBestより「CUBOT CHEETAH 2」をレビュー用に提供していただき、しばらく使用しています。まだ1週間程度の使用期間ですが、ここまで使ってみてのレビューを書いていきたいと思います。
外観写真などは前回の記事をどうぞ。
⇒CUBOT CHEETAH 2 ファーストインプレッション:フィット感良く期待が膨らむ2万円中華スマホ | orefolder.net
- 本記事は広告およびアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
かなり素のAndroid
CUBOT CHEETAH 2の中身はかなりシンプルです。素のAndroidほぼそのままで、ホーム画面もかなりスッキリ。通知領域も特に手が入っているようには見えません。
初期状態で入っているアプリもかなり少ないですね。余計なものは一切入れたくない人には好ましい状態でしょう。
設定画面もピュアな感じですが、MediaTek製SoCを積んでいる端末独自の要素は入っています。Nexus端末で見られないようなもので言えば、Wi-Fiと4G/3Gを同時に使用する「ターボダウンロード」や時間を決めて電源オンオフできる「電源ON/OFFのスケジュール設定」などでしょうか。
ほかに、画面オフ時にダブルタップで起動したり、画面オフ時に文字の形をなぞって特定のアプリを起動するといった機能「Smart Wake」もあります。
ストレージは32GB、メモリは3GBです。画像ではストレージをほとんど消費していないように見えますが、これはこの後のアップデートなどで多少は消費します。
設定を見ているとアップデートがやってきました。
この結果、いくつかアプリが増えました。(ドライブ、ブラウザ、Duo、Play Muisc、YouTubeが追加)
スペックとベンチマーク
CUBOT CHEETAH 2の簡単なスペックは以下のとおりです。
OS | Android 6.0 |
---|---|
CPU | MTK6753 オクタコア1.3GHz |
RAM | 3GB |
ストレージ | 32GB |
外部メモリ | microSDXC (最大128GBまで) |
ディスプレイ | 5.5インチ 1080×1920 (FHD) |
カメラ | 背面:1300万画素 前面:800万画素 |
バッテリー | 3000mAh |
サイズ | 約153.0 x 75.0 x 8.5 mm |
重量 | 約193g |
ネットワーク | 2G: GSM 850/900/1800/1900MHz 3G: WCDMA 850/900/2100MHz 4G: FDD-LTE 800/1800/2100/2600MHz |
AnTuTu benchmark
AnTuTu benchmarkのベンチマーク結果は37004点。2万円程度の価格からは良いほうだと思います。
Geekbench 4
Geekbench 4の結果はシングルコアが584、マルチコアが2330でした。
指紋認証は十分満足できる
CUBOT CHEETAH2の指紋認証ロック解除。 pic.twitter.com/bllXIfh91U
— orefolder (@orefolder) 2017年1月24日
CUBOT CHEETAH 2はホームボタンが指紋センサーになっています。個人的には電源キー兼用のものが使いやすいのですが、ホームボタンのものも、それに劣らず使いやすいですね。触れた途端に一瞬で、とはいかず一瞬の間がありますが許容範囲だと思います。ホームボタンを押し込む時間と変わりません。
動作は悪くないがゲームなどで差が?
普段のアプリの動作は問題ないのですが、やはりパワーを必要とするゲーム系アプリでは力不足を感じます。私が日頃プレイしている『オルタナティブガールズ』では、戦闘画面の切り替わりなどで少し待つことがあります。大した時間ではないのですが間のセリフとのタイミングが合っておらず、ちょっと気になります。
気になるのは戦闘画面くらいで、そのほかの場面では気にせずプレイできます。ジャイロセンサーもあるのでVRモードでもバッチリです。
基本的にはシビアなタイミングなどがない、落ち着いたゲームならば大丈夫ですが、重い処理を含む3Dモデルを使ったゲームなどでは引っかかりを感じるかもしれません。そのあたりは、まぁ値段なりと言ったところでしょうか。
バッテリー持ちは微妙…?
バッテリーの持ちについては、人によって使い方が違うので「普通に使って○日十分もつ」とは言えないのですが、うーん、あまりよろしくはない印象です。3000mAhありますが、使ってない状態でも1日で20%程度消費し、使っていると一気に落ちていきます。めちゃくちゃ悪いわけではないのですが、もう少し頑張ってほしかった印象です。
まとめ
CUBOT CHEETAH 2の特徴をまとめると
- Galaxyっぽい外見
- 戻るボタンが右
- タッチセンサー式ボタン
- ホームボタンは物理キー&指紋センサー兼用
- 中身はほぼ素のAndroid
- 5.5インチの大きめ画面
といったところでしょうか。これらに当てはまるスマホが欲しい人にはいいかもしれません。コスパ的に見ても、日本で最新ではない端末を狙えば同等以上のものは手に入るのではないでしょうか。中華端末のお試しとして失敗ではない端末、ということならいいかもしれませんね。
全体的な感想としては、開封時に感じたように「思ったよりも良い」です。194gと多少重いのが難点ですが、決してダメな端末の部類に入るものではありません。メインにはならないけど、サブ、お遊び用として、ですね。
本記事に記載された内容は記事公開時点のものであり、必ずしも最新の情報とは限りません。記事をご覧いただく際には、最新の情報を確認するようお願いいたします。
OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。
様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。
スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。