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Xperia XZ / X Compactの「いたわり充電」でバッテリーの寿命を少しでも伸ばそう

Xperia XZやXperia X Compactには「いたわり充電」(Battery Care)という機能があります。
これは充電中に充電量が90%を超えている時間を抑えるという機能です。スマートフォンに使われているバッテリーはたいていの場合この「90%を超える充電量の状態」を続けていたりずっと充電し続けるでいると劣化していきます。2年ほど使っているスマホだと最初の頃よりも明らかにバッテリーの減りが早くなることに気づく人もいるでしょう。いたわり充電はそういった劣化を少しでも抑えるための機能です。

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実際の充電の動き

Xperia XZのいたわり充電は、90%を超えないようにするために、まずは使用者の充電習慣を学びます。そして習慣を学習したあとは、長い充電をする時間帯に電源に接続すると機能が働きはじめます。

実際の充電のグラフはこのようになります。
0時過ぎに充電開始して、普通に充電すれば2時くらいには紋充電となり、そのまま朝まで充電を続けてしまいます。これを制御して90%の状態を保ち、朝の6時過ぎに満充電になるように調整しています。(最初の画面では予定として6時29分となっていますが、実際には6時17分には満充電でした。さすがにこの辺りはズレが生じてしまいます。)

この機能を初めて知った時は、てっきり予定の時間に向けてゆっくり充電されていくのかと思いましたが、実際は途中でずっと90%を維持する階段状になります。ちょっと意外でした。

普段と違う予定の時は気をつけよう

ただ、この機能が働いていると習慣化された「起きる時間」にちょうど満充電となるように調整されます。なのでたまに早起きしなければならない場合などは、起きた時に90%で止まっているということもあります。
使用者の習慣から学ぶのでこういったことも起こるのですが、そういった時はこの機能が働かないように注意が必要です。

いたわり充電が機能している間は、ステータスバーそれを示すアイコンが表示されます。また通知領域に出ているいたわり充電の通知をタップすれば、普通の充電に切り替えることもできます。普段と違う予定がある時はオフにしておいたほうが無難でしょう。

根本的ないたわり充電の設定

生活の予定が不安定な場合は、いたわり充電が返って邪魔になるかもしれません。そういった時はシステム設定のバッテリーからいたわり充電をタップしてオフにしましょう。


このいたわり充電の効果がどれだけあるのか、使わなかった場合にどれくらいで劣化してしまうのか、使えば劣化しないのか、そのあたりはまだ未知数です。ただこれまでもスマホのバッテリーは気づいたら劣化していたので、たとえ将来的に機種変更するとしても、少しでも健康な状態は保っておきたいですよね。
また、ちゃんとこの機能が出てくるように、習慣化された生活を心がけたいものです。

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