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3万円台で買えるXiaomiのハイスペックスマートフォン「Mi 5s」を数日間使ってみてのレビュー

Mi 5s

Xiaomiが9月に発表したフラッグシップスマートフォン「Mi 5s」
SoCにSnapdragon 821、超音波式の指紋センサーを搭載したこの製品が、実際に使ってみてどれほどのものだったのかレビューします。

今回レビューに使用している「Mi 5s」はTomTop様に提供していただいた物になります。

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外観

前面上部にはスピーカーやフロントカメラ、下部には指紋センサーとタッチ式のバックキーとタスクキーがあります。Mi 5などではNexusなどとは逆にタスクキー・バックキーが配置されていましたがMi 5sは後から設定で変更することが可能になっています。

右側面には電源ボタンと音量ボタンがあります。

左側面にはSIMスロットがあります。SIMスロットはnanoSIMを2枚挿すことができ、MicroSDには非対応となっています。

背面は金属素材でかなり質感が高いです。更にサイド部分がラウンドしているので、手への収まりは抜群です。

上部にはイヤホンジャック。

下部にはマイク、USB Type-C、スピーカーがあります。

パフォーマンス

ベンチマーク

性能の参考値を知るために、Antutu BenchmarkとGeekBench 4でベンチマークテストを行ってみました。
結果はAntutuでは約14万点、GeekBenchでは約4000点とかなりのハイスコアになっています。Antutuのスコアは現在3万円台で販売されているHuaweiのhonor 8よりも高く、流石最新のSnapdraon 821と言ったスコアだと思います。

実際に、Twitterやウェブブラウジングなどで使用しても突っかかるところは一切見られず、かなり余裕のある動作をしますね。

アイドルマスターシンデレラガールズ

アイドルマスターシンデレラガールズ シンデレラガールズのゲームアプリでは起動時に選択されるグラフィック性能は3D 標準となっていました。プレイしてみても固まったりすることはなく快適でした。

超音波式指紋センサーの実力

超音波式指紋センサーはそこそこ性能もが良く、大抵の場合指を載せるだけでロック解除してくれるものの、たまに認識出来ないときがありその精度はiPhone 7やHUAWEI P9よりも一歩劣る印象です。

画面が消えた状態からでもホームボタンに指を載せるだけで行えるので、この点はかなり便利でした。

バッテリー持ち

バッテリー持ちは使用方法に大きく左右されるため一概に述べることは出来ませんが、ChromeでネットサーフィンやSNSを軽くする程度の使用法であれば一日使用して50%以上残ることもあり、使いようによっては2日使用できそうです。ガッツリ動画など見ても急激に減ることはなく、激しく使用しても一日は持ちそうです。

カメラ

カメラはソニーのIMX378というセンサーを使用しており美しく撮影することができます。解像感も高く色もはっきりと出てくれるので飯テロ写真を撮るにも最適です。カメラに関しては後ほどiPhone 7との作例比較を行うのでそちらを見ていただければと思います。

音質

この項目に関しては単体でレビューしても伝わり辛いと思うので、iPhone 7と比較する形で紹介します。

イヤホン

同じイヤホンで数曲聴いてみました。Mi 5sはiPhone 7に比べて低音でのパワーが弱くどちらかというと高音が美しく出ていました。一方iPhoneは低音がしっかり出ていたので、曲が全体的に引き締まって聴こえました。個人的にはiPhone 7の方が良い音質だと思います。

スピーカー

スピーカーに関してもステレオスピーカー搭載のiPhoneの方がクリアな音で音質が良かったです。Mi 5sに問題がある訳ではなく、声の高いヴォーカル曲でも音割れすることなく、モノラルスピーカーとしては充分な音量、音質であると思います。

まとめ

数日使って実感しましたがMi 5sは本当に良いスマートフォンです。質感やカメラ、パフォーマンス面でも非の打ち所がなく、今年販売されたスマートフォンの中でも上位に部類される製品だと思います。

しかし、国内で使用するという点に関しては疑問が残りましたね。Mi 5sは最新の性能が約35,000円で入手出来るといったところに魅力がありますが、現在Huaweiがhonor 8を4万円以下で販売していたりなど、スペックは少し劣るものの同価格帯でいい製品が国内にはたくさんあり、購入する場合は良く検討した方が幸せな結果を得られると思いました。

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