2016年10月6日の「FREETEL World 2016 Fall/Winter」において、発表されたFREETELの冬の新モデルが展示されていたので実際に触ってきました。この記事では5000mAhの大容量バッテリーを積んだ新シリーズ「雷神 RAIJIN」のハンズオンをお送りします。
雷神については、実際に触ることはでき、電源も入る状態でしたが、ロックされておりロック画面から先へは進めない状態でした。また、記者発表会全体で雷神は1台しかなかったため、そこまで占有して触ることもできず、写真の枚数も少なめになっています。
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雷神 RAIJIN
雷神 RAIJINは5.5インチのディスプレイを持ち、バッテリーを5,000mAh積んだ「スタミナモンスター」スマホです。以前発売されたPriori 3Sも4,000mAhと大容量でしたが、それがバッテリー以外の部分もパワーアップして、独立したシリーズとして発売されます。
背面はプラスチックではありますが、なるべくメタルっぽく見えるように加工されています。ヘアライン加工のように見え、KATANA02のような雰囲気も感じます。
展示されていたカラーはシルバーですが、ほかにブラックともう1色あるとのことです。ぜひ赤が来て欲しいところですが、ピンクあたりになるのか、Priori 3Sのようなブルーが来るのか、楽しみです。
なお、背面にある指紋認証のセンサーは、この展示機では黒になっていますが、製品版ではそれぞれのカラーに合わせられるとのことです。シルバーに黒でも合っていると思いますけどね。
下側面にはUSBポートとスピーカーがあります。このあたりのデザインはKIWAMI2ともよく似ています。というか、最近の中華スマホによく見られるデザインによく似ています。
ナビゲーションバーは前面下部にタッチセンサーで備えられており、画面内には表示されません。
上側面にはイヤホンジャックのほか、ストラップホールも見られます。ストラップホールがある、それも上にあるというのはなかなか珍しいです。
左側面にはSIMスロット。デュアルSIMデュアルスタンバイ対応ですが、片方はMicroSDカードとの排他仕様となります。
右側面に音量ボタンと電源ボタン。このあたりのデザインは共通化が図られているのでしょうか。
持った印象はPriori 3Sに近い
少し触ってみて、その感触がPriori 3Sに似ている気がしたので並べてみました。
Priori 3Sは5インチですので、5.5インチのRAIJINは一回り大きくなっています。
おそらくこの厚みと重さが似ていると思った原因だと思います。Priori 3Sは厚さ9.4mmで約161g、RAIJINは厚さ8.7mmで183gです。多少重くなっていますが、それでも薄くなっているんですね。
スタミナ特化で新たな時代を切り開く
細かいところを見ていくとデザインとしてはKIWAMI2にも共通するものがあり、FREETEL全体で揃えつつあるのかな?と感じます。持った感触は(厚さのせいか)かなり違うので、発売されたときには実際に持ち比べてみてください。
RAIJINは大容量バッテリーに目を奪われがちですが、そのほかのスペックもオクタコアにRAMは4GB、KIWAMI2と同じくデュアルSIMデュアルスタンバイにも対応し、そして最初からAndroid 7.0 Nougatで発売されるなど、ミドルレンジの充分以上の物を持っています。これで価格が29,800円というから驚きです。まだまだこれから調整が加えられると思いますが、12月の発売が楽しみです。
雷神 RAIJINのスペックは以下のとおりです。
OS | Android 7.0 Nougat |
---|---|
CPU | MT6750T Octa Core (1.5GHz*4, 1.0GHz*4) |
RAM | 4GB |
ストレージ | 64GB |
外部メモリ | microSDXC (最大128GBまで) |
ディスプレイ | 5.5インチ 1080×1920 (フルHD) |
カメラ | 背面:1600万画素 前面:800万画素 |
バッテリー | 5000mAh |
サイズ | 約153.0 × 76.0 × 8.7 mm |
重量 | 約183g |
ネットワーク | 2G(GSM): B2/3/5/8 3G(WCDMA): B1/5/6/8/19 4G(FDD): B1/2/3/4/5/7/8/12/17/19/28B 4G(CA): B3/19,B1/19 |
参考情報
- RAIJINの特長|FREETEL(フリーテル)のSIMフリースマホ