人気のホームアプリ『Nova Launcher』が現在ベータテストしている最新版5.0-beta7にてAndroid 7.1の「アプリショートカット」に対応しました。アプリショートカットとは、ホーム画面上のアプリアイコンを長押しすることで出て来るメニューのことで、アプリの機能の一部を直接起動することができます。(Nova Launcherではランチャーショートカットと呼ばれています。)
もちろん、これまでもそういったショートカットを作成してホーム画面に置くことはできましたが、アプリショートカットでは通常の1回タップすればアプリが起動するアイコンに、長押しで複数の機能をメニュー表示させることができます。
これはAndroid 7.1の新機能ですが、Nova Launcherは今回の5.0ベータ7にて、Android 5.1と6.0でもこの機能が使えるようにしました。
- 本記事は広告およびアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
吹き出し状にメニュー表示
左はこれまでのアイコン長押し時の表示、右は5.0ベータ7での表示です。対応している一部アプリのみですが、こういったアプリごとのメニューが表示されるようになります。Nova Launcherの通常のメニューはIcon optionsから切り替えできます。
表示される内容はアプリによって様々です。『カレンダー』なら「リマインダー」や「新しい予定」を追加する画面に直接いけます。『マップ』なら「自宅」「職場」といった場所へのルート検索をワンタップでできるようになります。
アプリ側でも対応が必要なもののため、現在対応しているアプリはGoogle系がほとんどです。
検索バーに天気表示
今回の5.0ベータ7ではもう1つ面白い機能が加わっています。
Nova Launcherの設定、検索バーの一番下にWeatherという項目が加わっています。これをオンにすると検索バーの中に天気のアイコンと気温が表示されます。ホーム画面でそれをタップするとGoogle Nowの天気が表示されます。
残念なことに、検索バーに表示される気温は華氏のみで、摂氏での表示には切り替わりません。…と思ったら、この記事を書いている間にベータ8がリリースされ摂氏での表示に対応しました。
Nova Launcherは5.0でNougatのランチャーに近づこうとしていますが、まさかアプリショートカットに対応するとは思いませんでした。これは面白いですね。ほかにも対応アプリが増えてくると、Android 6.0でもかなり便利に使えると思います。