Twitterは9月9日、ダイレクトメッセージ(DM)に相手がメッセージを開いたかどうかを確認できる既読表示機能を実装しました。アカウントごとに順次展開されていきます。この機能は現在のところ、Android版およびiOS版で利用することができます。ウェブ版ではまだ利用できません。
この機能は設定からオンオフ選ぶことができますが、デフォルトでは「オン」となっています。自分がオフの場合、相手がオフの場合、グループメッセージの場合など、それぞれでどんな動作になるのか確かめてみました。
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DMでの既読通知
DM既読表示の機能が有効になると、DMの画面を開いた時に案内が1回だけでます。このあと、DMを開いて、メッセージの1つをタップするとそのメッセージが既読かどうか表示されます。基本的にはメッセージの送信時刻が表示されており、タップすることで初めて既読かどうか分かります。
また、DMの受信は通知させることもできますが、この通知を見ただけでは既読は付きません。あくまでTwitterアプリを開いてメッセージ画面を表示させた場合に既読となります。
既読をオフにした場合
この既読表示機能は設定の「プライバシーとコンテンツ」からオンオフ切り替えができます。
オフにするとメッセージをタップしても「送信済み」としか表示されれません。これは「自分がオフにした場合」でも「自分はオンだけど相手がオフの場合」でも同じように「送信済み」となります。なので自分がオンにしてあれば、相手が現在オンにしているかオフにしているかもわかります。
グループDMでの場合
全員オンの場合
グループDMでもこの既読表示機能は使えます。全員がオンの場合、全員がメッセージを確認すれば「全員が既読」と表示され、一部の人が確認した場合はその人数とユーザー名が表示されます。
一部の人がオンの場合
一部の人がオンで、1人でもオフの人がいる場合、オフにした人が読んだかは表示されません。オンにして読んだ人の数だけ既読が表示され、「全員が既読」はつくことがありません。
自分以外全員がオフの場合
自分以外が全員オフの時は誰の既読も表示されないので「送信済み」のままです。
その他のDM周りの変更
既読表示以外にもDM周りでいくつかの変更がされています。
まず吹き出しが微妙に変わっており、角丸になってより吹き出しらしくなりました。またURLを入力した際、そのプレビューが表示されます。これはそのURLがhttpの場合だけで、httpsの場合は表示されないようです。
それから、DMの画面を開いていて、相手がメッセージ入力中の場合はそれがアニメーションで表示されるようになりました。入力中でもしばらく動きがないとこの表示は消えます。(この機能については、私が今回一緒に気づいただけで、以前からある機能かもしれません。公式からの案内もとくにないので。)
まとめ
今回の変更でLINEのように既読が付いたかどうかで揉めたり気に病んだりすることも危惧されます。ただ簡単に設定からオフにできるので、そういったことが嫌な人はオフにしておきましょう。ただ、なにか待ち合わせをしている時などは既読がつくと安心できるので便利です。どうするか、ちょっと悩みますね。
URLを入力するとページのプレビューが表示されたり、既読の表示がつくなど、ダイレクトメッセージがより便利になります。既読通知の設定については https://t.co/JZ6EtNgyYH をご覧ください。 pic.twitter.com/I45B9Fv9mD
— TwitterJP (@TwitterJP) 2016年9月8日