OREFOLDER

薄く小さく軽い!スマホとBluetooth接続で発着信もできるカードフォン「SOYES H1」

スマホは便利だけど最近は大画面化してきてさすがに持ちにくくなってきたよなー。電話する時に小顔効果期待するほどだよなー。電話専用で小さな端末が欲しいなー。なんて思っている人も最近はいるんじゃないでしょうか。あるんですね、そういうの。

というわけで、カードサイズの携帯電話「SOYES H1」を購入しました。上の写真でわかると思いますが、かなり小さい、本当にカードサイズの携帯電話です。おもちゃみたいですが、ちゃんと電話の発着信もできるんです。スマホではないのですが、スマホとBluetoothで連携することができるので、スマホの子機としても利用できます。

  • 本記事は広告およびアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

開封の儀

今回の購入はGearBestです。たびたびレビュー用の端末を提供してもらっていますが、今回はちゃんと自腹です。とは言ってもこの端末、2016年8月30日現在でGearBest価格$31.89、おもちゃのような価格です。わりと気軽に試そうという気になっちゃいますね。

⇒AIEK H1 Ultra-thin Full Touch Card Phone-31.89 Online Shopping| GearBest.com

シールがペタペタ貼られた外箱からするっと引き出すとこちらはシックな黒い箱。ですが側面にはやはりシールが。

開けると本体と何かカードが。

内容物は、SOYES H1本体のほか、マニュアル類、保護シート、USBケーブル、USBイヤホン、蓋とネジ、ドライバーとなかなか多いです。

外観をチェック

四角くて小さくて薄くて可愛いです。表面はフルフラットで、番号の部分はタッチシートになっています。
端末下部は若干丸くなっています。なんとなくSTREAM S 302HWを思い起こさせます。

それにしても小さいです。幅55mm、高さ90mm、本当にカードサイズです。

そして厚さはなんと6mmしかありません。
こういったカードサイズを謳う小さな端末はこのSOYES H1以外にもたくさんあるのですが、6mmという薄さはそうありません。

手に持ってもすっぽり。スマホなどに比べると若干横幅がおデブちゃんに見えますが、わざとカードサイズに合わせているのかもしれません。

重さは40g、ドロイドくんよりも軽いです。

右側面にはSIMスロット。初期状態ではむき出しになっています。

左側面には何もないです。なんとなくiPhone 4あたりを思い出す側面です。

上側面には電源ボタン。

下側面にはUSBポートとよくわからないスイッチ。これを動かすと電源切れて、その状態では電源オンにならないので、ロック的なものだと思います。(マニュアル英語なので読み込んでない。)

背面には文字がたくさん。なんとなくもったいなくて前面も背面も保護シートを付けたまま試しています。

SIMスロットに蓋を

右側面にはSIMスロットがあります。
とは言ってもこの端末、GSM(2G)にしか対応していません。つまり、そのままSIMを入れても日本では使えません。なのでSIMを入れることなく、さっさと蓋をしてしまいます。

蓋とネジ、ドライバーが付属しているのでそれを使います。ネジは予備含め4本あります。小さいです。

起動音がちょっと面白い

電源をオンにして起動するときの音がちょっと面白いです。音というか声ですね。
「パッパラッパパーラーラ♪」

Bluetooth接続してスマホにかかってきた電話を取る

GSMしか使えないとなると、日本では本当に何の役にも立たないのでしょうか?いえいえ、そんなことはありません。実はBluetoothでスマホと接続して、スマホにかかってきた電話をSOYES H1で取ったり、SOYES H1を使ってスマホの電話番号で発信することもできるんです。つまり、スマホの子機になるんですね。

まずはBluetooth接続します。
メニューからBluetoothを呼び出して…

BT dialerを選択。

近くのBluetooth機器をサーチします。

スマホ側でも確認できます。画面に表示されたらPairを選んでペアリング開始です。

ペアリング中。

途中でペア設定コードがでるので、そのまま「Yes」で進めます。

これでペアリングできました。画面内にスマホの名前が表示されているはずです。

スマホの回線を使って発信

SOYES H1からスマホの回線を使って電話をかけてみます。
普通に番号をタッチして発信ボタンをタッチ。

Local CallかBT Callかの選択肢が出るのでBT Callを選択。Local CallはSOYES H1に挿入されたSIMを使って発信する方です。

これで普通に発信・会話することができます。スマホの方の画面も同じように発信画面となります。

スマホにかかってきた電話も着信

同様に、スマホに着信があるとSOYES H1も着信音が鳴り響き、こちらで取ることができます。スマホ側にも表示されますが、まったく触らないでOKです。
スマホはかばんの中に入れたまま、小さなカードサイズのSOYES H1だけで電話のやり取りが可能です。

イヤホンはUSB接続

SOYES H1は電話としてだけでなく、音楽プレイヤーにもなりますし、歩数計などの機能もあります。まぁ実際そういうのはスマホに任せればいいので試してはないのですが…。面白いのがイヤホン。普通のイヤホンジャックは存在せず、USBで接続するイヤホンになっています。薄型化のためなんですかね。

大画面端末と組み合わせて使うという可能性

最近のスマホは大画面化してゲームや動画では迫力あるものを楽しめます。そういった端末では電話するのが少し面倒な時がありますが、そんなときにこのSOYES H1のような小型端末と組み合わせると良いのかもしれません。結果的に荷物はほんの少し増えてしまうかもしれませんが、大きい方がいいものと、小さいほうがいいものを両立することができます。SIM回線は1つでOKです。

まとめ

今回は、かなりネタ要素大きめで買いました。だって私、普段電話なんてほとんどしませんからね。でも前々からこういうカード型電話は面白そうだとは思っており、Bluetoothで子機として使えるというのも興味ありました。試すことができて良かったです。

日本だとこういう端末はほとんど見ませんが、海外ではけっこう存在するようです。今回もGearBestで似たような端末をいくつかみて、性能差なんてほとんど分かりませんでしたが厚さが一番薄いものを選んでみました。価格も様々ありますが、このSOYES H1で30ドル程度。もっと安いものもあります。

英語のマニュアルは付いていますが、なかなか読むのも苦労するのでほとんど読んでません。日本でもこういう割りきった端末を出してくれるといいんですけどね。そういえばFREETELのSimple2+はBluetooth子機として使えるという話でした。最初は「開発がうまく進めば桜が咲く頃には出したい」と言ってたのですが、どうなったのでしょうか…。(まぁこれは12月に試作機を触った時点でかなり大きかったので、カードフォンとはまったく別になりそうですが。)

最後に、SOYES H1のYoutube動画を貼っておきます。使える機能など、いろいろイメージしやすいかと思います。

参考情報

モバイルバージョンを終了