ワイモバイルは7月5日、夏モデルの新端末としてシャープ製の「507SH」を7月下旬より発売すると発表しました。507SHはAndroid Oneのカテゴリに属するスマートフォンで、発売から18カ月間に最低1回以上のアップデートが保証されています。
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日本初のAndroid One端末
507SHはその外観やスペックからauの夏モデルAQUOS U SHV35と同じ筐体を使っていると見られます。ただしワイモバイルから販売されるものはAndroid One端末となり、余計なアプリは一切なく、Googleアプリを始めとした必要最低限のもののみがインストールされています。
Android Oneはもともと主に新興国向けにGoogleが展開してきたカテゴリで、スペック等を統一して開発コストを抑え、余計なカスタマイズをしないことからNexusシリーズに次いでAndroidの最新アップデートが配信されてきたプログラムです。現在は世界21カ国以上で展開されており、世代を重ねるごとにスペックも上がっています。
防水にも対応
507SHはAndroid One端末であり、余計なアプリは入っていませんが、ハードウェアとしては日本仕様となっておりIPX5/IPX8相当の防水/防塵性能を持っています。またワンセグ、NFCにも対応していますが、おサイフケータイには対応していません。
そのほか、CPUはSnapdragon 617 MSM8952(オクタコア1.5GHz + 1.2GHz)を搭載、2GBのRAM、ディスプレイは5インチIGZO HD、そしてバッテリーは3,010mAhとなっています。
OS | Android 6.0 |
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CPU | Snapdragon 617 MSM8952(オクタコア1.5GHz + 1.2GHz) |
RAM | 2GB |
ストレージ | 16GB(ユーザー領域約10.5GB) |
外部メモリ | microSDXC (最大200GBまで) |
ディスプレイ | 5インチIGZO 720×1280 (HD) |
カメラ | 背面:1310万画素 前面:500万画素 |
バッテリー | 3010mAh |
サイズ | 約142 × 71 × 8.8 mm |
重量 | 約135g |
対応周波数 | [4G]900MHz・1.7GHz・2.1GHz・2.5GHz [3G]900MHz・2.1GHz |
スペックを見ると、現在の格安スマホ系と同等以上ですが、記者発表会の質疑応答によれば価格は1~2万円での販売を検討しているとのことです。本当にこの価格で出るのならば、かなり安いと言えるでしょう。(実質価格などでなければ、ですが。)