Nextbit Robinの設定とUI : 透過ブラーのかかった背景がカッコいい
日本でも発売が始まったNextbitのRobin、なかなか使えても記事にもできてないですが、今回はそのカッコいいUIと設定項目を確認していきます。
Robinの端末外観はどちらかと言うと「かわいい」というものですが、そのホーム画面やUIはかわいいにカッコよさが加わってますます魅力的になっています。
- 本記事は広告およびアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
ホーム画面は1レイヤータイプ
Robinのホーム画面です。壁紙は1ページ目のみ、霧のようなエフェクトが動いています。
基本的に1レイヤーで、アプリドロワーはなくすべてのアプリアイコンがホーム画面上に配置されます。初期状態でのアプリは(Google系はフォルダ化されていますが)上のスクリーンショットに写っているものですべてです。かなり少ないですね。
設定などは独自のアイコンになっています。これらはRobinの端末デザインにも合っていていいのですが、他にもアプリをいろいろインストールするのは当たり雨だと思うので、それらと全然別のデザインになってしまうのは困り者ですね。というか、だったらせめてChromeも独自アイコンにしてほしかったです。
ただ、このホームアプリはウィジェットがそのままでは置けません。画面をピンチインすることでウィジェット専用の画面に映り、そこにしか配置することができないのです。これはかなりイケてないですね。
通知領域は透明感が素晴らしい
通知領域を開くと背景部分はブラーがかかって、通知も背景透過になります。これはカッコいいですね。微妙に見にくいとも言えなくもないですが…。
この背景にブラーがかかる演出はここだけでなく、なにかしらダイアログが出た時も同じようになります。オシャレですよね。
設定画面はほぼ素のAndroid
設定画面はキーカラーこそ端末と同じミントですが、基本的に素のAndroidがそのままです。
ちなみにAndroiバージョンは6.0で、システムUI調整ツールを使えば通知領域の各ボタン配置もカスタマイズできます。
APN設定は自分で入れたほうがいい?
SIMを入れてみたところ、国内のAPNもいくつか登録されていました。ただし楽天モバイルがvdm.jpになっているなど、少し古いかな、といったことろです。新し目の格安SIMを使っている場合は自分で設定する必要がありますね。私はDTI SIMを入れて使っています。
クラウド100GBもあるスマートストレージ
これがRobin最大の特徴でもあるスマートストレージ。端末本体のストレージ容量32GBのほかに、100GBのクラウドストレージが用意されています。これは自分でバックアップするようなものではなく、自動でアプリや写真などのデータがバックアップされます。そして使用頻度が低いものは端末ストレージからは消去され容量を確保、必要なときにはクラウドストレージからその時にダウンロードする形になります。なので実質100GBのストレージを持っているようなものです。
使用頻度が低く、クラウドのみになってしまったアプリはグレーアウトされます。ただ、使用頻度が低くてもそうしないようにピン留めすることもできます。
また、アプリやメディアをバックアップするかどうか、それをいつバックアップするか(Wi-Fi接続時のみ、充電時のみなど)といったことも設定可能です。ただ、それ以上のアプリごとの設定などはありません。
これがあるおかげでMicroSDカードには対応していないのですが、そのあたりは好み分かれそうですね。ただ、そういったものを割りきった、新しい考えのもとに作られたのがこのRobinなんです。
メモリは充分な3GB
メモリは3GBあるので安心感がありますね。使っていてもだいたいいつも1.5GB程度は空いている印象です。
ベンチマーク結果
ベンチマークアプリを使ってみました。AnTuTu Benchmarkでは69733点、GeekBench 3ではシングルで1267、マルチで3467点です。ハイエンド端末には及びませんが、ミドルハイといったところでしょうか。価格からするとなかなかいい値なのだと思います。私が普段買うことが多いAnTuTu3万点台の格安スマホからは数段上に位置しますね。
Robinのスペック
最後にRobinの簡単なスペックを載せておきます。
OS | Android 6.0 |
---|---|
CPU | Snapdragon 808 1.44GHz ヘキサコア |
RAM | 3GB |
ストレージ | 32GB(クラウド100GB) |
外部メモリ | なし |
ディスプレイ | 5.2インチ 1080×1920 (フルHD) |
カメラ | 背面:1300万画素 前面:500万画素 |
バッテリー | 2680mAh |
サイズ | 約149x72x7.0mm |
重量 | 約130g |
SIMサイズ | nano SIM |
ネットワーク | GSM 850/900/1800/1900 HSPA 850/900/1700/1800/1900/2100 LTE Bands 1/2/3/4/5/7/8/12/17/20/28 |
その他 | USB Type-C / 指紋認証 / 急速充電(Quick Charge 2.0) |
Nextbit Robin、私は1Shopmobileにて購入しましたが、5月23日より日本の+Styleでも販売開始されています。+Styleでの価格は税抜39,980円。公式ショップで買うと399ドルなので、送料等考えると+Styleで買うのがお得だと思います。
参考情報
本記事に記載された内容は記事公開時点のものであり、必ずしも最新の情報とは限りません。記事をご覧いただく際には、最新の情報を確認するようお願いいたします。
OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。
様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。
スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。