OREFOLDER

フリーテル、動画や画像での制限は「やってない」社長が明言

FREETELブランドのプラスワン・マーケティングは17日、都内で記者発表会を開き新端末SAMURAI REIなどを発表しました。発表会のあとに行われたタッチアンドトライの会場にて増田社長が囲み取材に答えており、その中でここ数ヶ月話題となっていたFREETEL SIMの動画視聴時などの速度制限の有無について明言しました。

  • 本記事は広告およびアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

制限などやっても意味が無い

記者の1人が「通信の、爆速関係についてですが、最近FREETEL SIMで動画や画像などで速度の制限を行っているのではないかという話がネット上などで出ているのですが、どうなのでしょうか」と切り出すと、増田社長は「その話は我々もネット上で確認しています。しかし、そういった制限はやっていません。」ときっぱり否定しました。

実際にそういったことをやっているように取れるデータを出している人もいるのですが「そういったことはやっていない、やる意味が無い」としています。ネットワークをうまく流すためのチューニングはしているが、その通信の中身種類によって変えているだとか、アプリによって測定アプリだけ速くしていることはない、とのことです。

この質問は私もしたかったのですがなかなか言い出せなかったので、質問してくれて、そしてはっきり答えてくれてよかったです。FREETEL SIMでは、少なくとも公式には「制限は行っていない」とのことです。

囲み取材での質疑

このほか、囲み取材ではいくつかの興味深い質疑がかわされました。私も途中から聞いたので全部ではありませんが、いくつか印象に残ったものを書き残します。(印象に残ったものとメモから書き起こしているので、言い回しなどだいぶ違うとは思います。)

Q:CMについて
A:今回のCMはフリーテルとして初めてのものだが、海外でも同じCMを流す。(え?にくきゅうも!?)にくきゅうじゃないです(笑)REIのほうです。日本の美しさを伝えたい。

Q:CMや価格比較などワイモバをライバルとして意識しているのか?
A:ライバルではない。ライバルなら端末提供していませんよ。あちらは通信だけなので。見せ方としてこういったものが面白いかなと。

Q:低価格だが、こういった端末価格で持続可能なのか?儲かってるのか?
A;儲かりますよ(一同笑)短期的な利益だけを求めていない。そうであればDELLにそのままいればよかった。いま日本の家電だとかそういった業界は下向き。それをもっと復活させたい。現状で会社としての利益はもちろんあります。

Q:Simple2やSimple+はいつごろになる?
A:今でも完成度はいいんですよ。ただ「合格点」では満足しない。発売時期は夏…秋…冬…冬はないですね。秋も…ないでしょう。前回のSimpleは法人向けだった。法人の求めるものはほぼ通話で、SMSも殆ど使わない。今度のSimpleは完全にコンシューマー向け。文字入力とかも、大丈夫。

Q:フリーテルでんわを他キャリアでも使えるようにするという話だが、他キャリアで使う場合は高くなるのか?
A:え?それ…やっちゃってもいいですかね?え?やっちゃう?やってもいですか?

Q:スマホメーカーにとってOSアップデートはほぼ義務のようなものだが、現状フリーテル端末ではそのような機種がない。REIを含め今後のOSアップデートは?
A:OSアップデートは、それをやると不具合が出ることもあって慎重になってる。それですべてのセキュリティリスクがなくなるわけでもないし、だったらアンチウイルスソフトをいれておけばいいのではないか?もちろんOSアップデートを全く考えていないわけではない。

Q:今回のフリーテルUI、既存の端末に降ってくることは?
A:あー…まだ無いです。もっと完成度を上げなくてはならない。XiaomiもMIUIとかでやっているので、そういうふうになりたい。

Q:昨日も地震があって、SIMフリー端末の緊急地震速報について話題になったがFREETELの端末は鳴らなかった。今後対応する予定はあるのか?
A:あったほうがいいとはもちろん思っているが、まだ決まってない。慎重に。こういった安全に関わるものはソースが大事で、下手にやっても混乱を生むだけ。なのでしっかりした信頼の置けるところと話し合って決めていきたい。


答えの中にあれ?と思う点も幾つかあったのですが、以上のような質問と答えが交わされました。もっと詳しい、正確なものは他のまともなメディアからも出てくると思います。

今回は新端末REIの写真もたくさん撮ってきたので、発表会の様子とともにあとでまた記事にしたいと思います。

参考情報

モバイルバージョンを終了