Aukeyさまより折り畳み式ソーラーチャージャー PB-P4をレビュー用に提供していただきました。
先日は同じくAukeyの太陽光で充電できるモバイルバッテリーPB-P8を紹介しましたが、今回はモバイルバッテリーではなく、その場でスマホやタブレットを充電する機器となります。これからのアウトドアが気持ちいい季節では活躍しそうなアイテムです。災害時の備えとしてもいいかもしれません。
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部屋の中で見るとけっこうな大きさ
届いた製品の箱はいつもどおりの簡易ダンボールに入ってます。透明度の低い袋に入ってるのがちょっと高級感あるのはいいですね。
中には簡単なマニュアルとカラビナが4つ付いています。
これは折りたたまれた状態ですが、それなりに大きいです。
だいたいA4サイズといったところでしょうか。
スマホ類と一緒に見たほうが大きさが想像つきますかね。広げるとけっこうなものです。
仕様上の大きさは以下のとおりです。
展開サイズ:69.85×28.96×1.40cm
折り畳みサイズ:28.96×16.26×4.32cm
重さは732gでした。
3つのソーラーパネルで充電します。
ベルクロで留められるポケットの中にUSBポートがあります。ここにUSBケーブルでスマホやタブレットを接続すれば充電できます。普段はポケットの中にケーブルを入れておくといいでしょう。
外で使ってみた
部屋の中では充電できなかったので、実際に外に持ち出してみました。良い天気です。しっかり充電してくれそうです。
本機はモバイルバッテリーではないので本体に充電することはできません。スマホなどの機器を繋がないと意味ありません。ということでスマホとタブレットを繋いでみました。
特にスイッチ等はないので、繋げばそのまま即充電が始まります。
それなりに良い天気だったこともあって、地面にそのまま置いた状態で、スマホだけの時は1000mA、タブレットと同時の時は500mA程度で充電できました。
出力はどちらのポートも5V/2Aとなっています。
角度によって発電量は変わる
太陽光発電ということで、発電量は実際の太陽の向きや天気の状態に大きく左右されます。天気はどうしようもないですが、向きは自分でも調整できます。
本機は背面側にスタンドがあるので、それを使って立てかけたり、その角度を調整できます。『Ampare』などのアプリで充電量を確認しながら最適の向きを探しても面白いと思います。アナログな方法ではありますが、この向きはけっこう重要なので、こうしてスタンドが付いているというのはこの手の商品の中ではかなり便利だと思います。
Amazonでの紹介画像にあるように、付属のカラビナを使ってザックに括りつけることもできます。こうしておけば(見た目はともかく)スマホで行動ログを取りつつ充電もできるのでバッテリー切れを心配する必要がありません。
まとめ
折りたためば小型のザックの中にもすんなり入ります。持ち運ぶのにもそう苦労はないでしょう。(普段から持ち歩くようなアイテムでもないとは思いますが…。)
先にも書きましたが、本製品は本体内に充電するような機能はありません。つまり昼間しか使えず、夜は役立たずです。そういった特徴をよく理解する必要があります。前回紹介した太陽光充電できるモバイルバッテリーPB-P8と組み合わせて、昼間はこのPB-P4でスマホを充電し、モバイルバッテリーPB-P8は自身の充電、夜はPB-P4はお休みしてPB-P8でスマホを充電、ということができそうです。
これさえあれば、突然無人島に連れ去られたり異世界召喚されたとしてもスマホを使い続けることができます。便利ですね。真面目な話、災害時など充電がままならない時もあると思いますので、そういった時の備えとして持っていてもいいと思います。価格的にはちょっと躊躇してしまいますが、そういった「いざというときのため」と思えば、そう高くもないと思います。