SIMフリーキャリアのFREETELの新端末「Priori 3S LTE」の発売日が2月12日と発表されました。Priori 3S LTEは、FREETELのエントリーモデル的な立ち位置にあり好調な売上実績を持つPrioriシリーズの最新機種で、11月に発売されたPriori 3 LTEの上位版にあたります。価格は税抜17,800円で、現在もFREETEL公式ウェブストアほか、全国の家電量販店等で予約を受け付けています。
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すべてがスペックアップしたPriori 3S
Priori 3からの変更点は、バッテリーが約2倍の4000mAhになったほか、ディスプレイが4.5インチ(854×480)から5.0インチ(1280×720)へ、RAMが1GBから2GBへ、SIMスロットが標準/microからnano/microへと変わっています。これだけ違うともはや別物のような気もしますが、外観のデザインなどはPriori3を踏襲したものとなっています。背面カバーのカラーはパールホワイト、マットブラック、ネイビーの3色です。この点においてはPriori 3Sの方が選択肢が多いですね。
スペックアップした分価格も上がってしまい、税別12,800円から税別17,800円となっています。ここまで上がってしまうと、むしろ対抗となるのはMIYABIになるでしょう。
5インチクラス最強のバッテリー容量
Priori 3S LTEの最大の特徴はなんといっても4000mAhのバッテリー容量です。Priori 3は2100mAhで、MIYABIは2200mAhなので、それらの倍近くもあります。(ただしバッテリーの取り外しは不可)
5インチクラスのスマートフォンの中ではこの4000mAhという数字はかなりの衝撃です。ちなみにASUS ZenFone 2 Laserは2400mAh、HTC Desire 626は2000mAh、Acer Liquid Z530は2420mAhです。2-3万円の価格帯の格安スマホだとだいたい2000mAh台ですね。
実際のバッテリーのもちは、この数字がそのままではなく、端末の調整やインストールされたアプリ等によっても変わってきますが、この数字は脅威です。
実際にどれくらい充電無しで使えるのか、楽しみです。
ディスプレイもより大きく、きれいに
Priori 3は4.5インチで解像度は854×480でしたが、これが5インチ1280×720となっています。Priori 3は実際に1ヶ月間ほどお借りして使っていましたが、ディスプレイのタッチ感度やスクロールにははっきり言って不満がありました。それがどう改善されているのかは、期待したいところです。
orefolderではすでにPriori 3S LTEを予約済みです。実際の動作等、しっかりとレビューする予定なのでご期待ください。その前にPriori3、Priori3S、MIYABIでスペックを比較確認しておきましょう。
Priori3 | Priori3S | MIYABI | |
---|---|---|---|
OS | Android5.1 | Android5.1 | Android5.1 |
CPU | Quad Core 1.0GHz 64bit | Quad core 1.0GHz | Quad core 1.3GHz |
RAM | 1GB | 2GB | 2GB |
ストレージ | 8GB | 16GB | 32GB |
外部メモリ | microSDXC (最大128GBまで) | ||
ディスプレイ | 4.5inch/854×480 | 5.0inch/1280×720 | 5.0inch/1280×720 |
カメラ | 背面:800万画素 前面:200万画素 |
背面:800万画素 前面:200万画素 |
背面:1300万画素 前面:500万画素 |
バッテリー | 2100mAh | 4000mAh | 2200mAh |
サイズ | 132×65×8.9mm | 144×72×9.4mm | 142×72×8.2mm |
重量 | 約120g | 161g | 約150g |
価格(税抜) | 12,800円 | 17,800円 | 19,800円 |
Priori 3よりも上だというのは前提だとして、どこまでMIYABIに迫っているのか、買うならどちらなのか、その辺りをポイントにレビューしたいと思います。
参考情報
- FREETEL Priori3S LTE 特長|機種一覧|FREETEL(フリーテル)