使ってる?けっこう便利なAndroidビームで簡単データ転送の基本的なやり方
連絡先や写真の交換ってどうしてますか?フィーチャーフォン(ガラケー)の全盛期は赤外線での交換が主でしたね。現在はスマホが普及し、赤外線がついていない端末も増えてきています。電話番号やメールアドレスを交換するのに手打ちで入力…は面倒ですよね。安心してください、Androidなら赤外線より便利で手軽な転送機能「Androidビーム」が搭載されていますよ!
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Androidビームって?
AndroidビームとはAndroidに搭載されている、NFCを利用したデータ転送機能です。Androidビームを使えば赤外線を使わずとも簡単にデータ転送が可能になります。
近距離無線通信(NFC)に対応していること、NFC と Android ビームの両方が有効になっていることが必要です。連絡先や写真はもちろん、Googleドキュメントで作った資料なども転送可能です。
Androidビームの使い方
実際にAndroidビームを使って連絡先を送信してみます。
1.共有からAndroidビームを選択
まずは送信側で送りたい情報(今回は連絡先)を表示します。そしてメニューの「共有」から「Androidビーム」を選択します。
送信する準備が整いました。
2.スマホ同士を背中合わせ
そして端末同士の背面を合わると、すぐに転送されます。
※受信側もロック解除している必要があります。
3.送信された!
受信側の端末に連絡先をどこに保存するのか選択が出ました。無事に受信できたようです。
今回は連絡先を送信してみましたが、これだけではなく画像やファイルなども同じようにして別のスマホに送信することができます。ちょっとした写真なども、その場で簡単に渡す事ができますね。
Android4.0と4.1以降の仕様の違い
AndroidビームはAndroid 4.0から搭載されたのですが、その時はNFCだけを利用しての転送でした。ただNFCの通信速度は最大424kbpsなのでどうしても写真などのデータ転送に時間がかかってしまいます。
Android 4.1以降のAndroidビームではその弱点を克服するために実際のデータ転送にはBluetoothを利用しています。Bluetoothの最大通信速度は24Mbpsなので5倍以上の速さで通信できるというわけですね。Android 4.0と4.1以降のAndroidビームはこのように異なる仕様の為、互換性がないので注意が必要です。
LINEのほうが簡単じゃない?
「写真の転送なんてラインでいいじゃん。ラインならふるふるもついてるから連絡先交換も簡単だし…。」という方もいるかも知れません。実際、ラインは連絡先交換の方法も多く写真などを共有する時も便利です。が、連絡先を教えたくない相手もいますよね?
例えば旅行に行った時に現地の人と仲良くなり写真を撮ったとします。そんな時に相手にラインの連絡先を教えて、写真を送るという事は少しハードルが高い気がします。Androidビームならばそんな時にサッと写真を共有できていいですよね。
まとめ
Androidビームどうでしたか?赤外線よりも便利な機能なのにあまり認知されていないのというのが勿体ないです。みんなに認知されることでより、Androidビームが使いやすい環境になるんじゃないかな〜と。是非使ってみてください。
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