KLWPでは、もちろん曜日や日付をテキストで表示することができます。でも曜日は英語だとMonday(6文字)やWednesday(9文字)のように文字数がバラバラ。こういうのをホーム画面に表示させると、案外空いたスペースが気になるものです。
テキストの表示文字数ごとに字間幅を調整できたらなーと思うのですが、それを解決するのが「均等割り付け」です。字間ではありませんが、文字列の幅を先に決めてしまって、その中にテキストが等間隔で並ぶように調整する方法です。ワープロソフトなどではよくある機能ですね。KLWPにはこの機能があるのです。
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サンプル
「MONDAY」と「FEBRUARY 08」は文字数もテキストの大きさも違いますが、両端は揃ってますよね?普通のテキストだと「FEBRUARY 08」のほうがもっと字間が狭まって中央寄りになってしまいます。
均等割り付けのやり方
KLWPのアイテムには「Morphing Text」というものがあります。変形文字ですね。これは普通の「テキスト」と同じように文字列を表示させるアイテムです。これの項目の中に「Mode」というものがあり、そこで「Justify」を選択します。これだけで、そのテキストは均等割り付けになります。
「Mode」の少し下にある「Width」を変更すると、テキストの最大幅が変わります。これが狭いと文字と文字が重なったようになります。フォントのサイズ自体は広げようが狭めようが変わりません。字間が変わるだけです。
完成例
一番最初の画像とも見比べてもいいですが、曜日の文字数によって字間が変わっているのがわかると思います。WEDNESDAYはくっつきそうなくらいに狭いですね…。
これを使えば、『TypoClock』のような表示もうまくできるのではないでしょうか。ただ、やっぱりこういうのは画面いっぱいにどーんと広がるような使い方がカッコいいのではないかと思います。映画のポスター等で、そんな感じの、ありますよね?(伝われ)
「Morphing Text」はこのほかにも、円弧状に曲げたり、縦に伸縮させたり、斜体の角度を調整することもできます。使いこなすといろいろできそうですね。