スマホを充電したりPCと接続してデータ転送するときにUSBケーブルで繋ぎますよね。でも向きが間違っていると入らなくて大変です。以前どちらの向きでも挿せるケーブルも紹介しましたが、今回はマグネット式で簡単に接続できるケーブルをご紹介します。
マグネット式の充電端子といえばXperiaがZ3まで搭載していました。あれと同じようにマグネットでピタッと接続できて、しかもデータ転送もOKというのが今回ご紹介するケーブルです。
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ちょっとおしゃれな外装
傾向緑の箱はちょっとおしゃれな感じです。
中にはケーブルとMiscroUSB側のコネクタが2つ、そしてコネクタを外すときに使うヘラ、そして英語と中国語のマニュアルが入っています。
コネクタは小さくて薄いです。
失くさないように気をつけないとですね。
こちらがケーブル本体。この先がマグネットになっていてコネクタとピタッとくっつきます。
ケーブルはマジックテープでまとめられています。
箱もそうですが、この色使いは私好きです。
なお、本体色はこのシルバーのほかにアルミゴールド、アルミシルバー、アルミブラックがありますが、ちょっと高くなっています。
マグネットでピタッと接続
ZTE Blade V6にコネクタを装着してみました。取り付けるのは少し固めで、カチッと音がするまで差し込みます。
でっぱりについては、許容範囲ですかね。持ってみても、そこまで気になるほどではないと思います。
では、実際にマグネットでくっつけてみましょう。
マグネット式なので、押し込まないでもピタッとくっつきます。
充電のみなら裏表関係なく接続可能です。これは嬉しいですね。
ただ、データ転送は片側のみとなっています。PCに接続する機会はそう多くはないと思いますが、その際は気をつける必要があります。
マグネットはなかなか強力で、装着したまま吊り下げることもできます。ただ横からの力には弱いので、寝ている状態からケーブルだけ持って持ち上げることはできません。
それでもXperiaのものに比べたらかなり強力で外れにくいと思います。
コネクタを外すのはちょっと大変
コネクタを外すときは付属のヘラを使います。装着するときも固かったので、外すのもちょっと大変です。あんまり何回も外す作業をしているとヘラのほうがヘタってしまうかもしれません。
似合う端末とそうでない端末
コネクタが金属感あるものなので、Desire 626などプラスチックの質感がいい端末やポップなイメージの端末には似合わないかもしれません。端子が出っ張ってむき出しになることで機械感が出てしまうんですよね。
また、端末によって相性もあるのか、Amazonのレビューでは使えなかったという報告もいくつかあります。
また、Xperia M4 Aquaに装着してみたところ、USBポートが浅いのか、カチッと音がした状態でも隙間が開いてしまいました。こういう状態では…使いたくないですね。また、この端末の場合はUSBポートのすぐ近くにMicroSDカードのフタがあり、それと干渉してしまいます。そういう端末にも使いにくいですね。
…で、ですね。
このコネクタがまた固いというのは先程も書きましたが、端末によってはもともとUSBが微妙に固い端末があります。このXperia M4 Aquaもそうでした。そういった端末にこのコネクタを挿してしまって、いざ取り外そうとすると…
こうなる危険性もあります。
コネクタ部分が外れてしまいました…。USBが固い端末は気をつけてください。私はペンチを使ってなんとか取り外せましたが、再利用できなくなってしまいました。コネクタが2個入ってて良かったです。
なお、このコネクタ部分だけでも販売しています。
↑価格が1,020円となっていますが、送料含めるとだいたい1,500円弱になるようです。コネクタだけなのにケーブル込みで買った時の75%程度にまでなるんですね…。
マグネット式は今後流行るかも
Amazonを見ても、同じようにマグネット式にできるケーブル&コネクタがいくつかあります。今後はこういったケーブルが流行るかもしれませんね。クラウドファンディングのMAKUAKEでも同じようなものが出ていました。
これはケーブルの途中にスイッチがあってデータ転送モードと充電モードを切り替えられるという特徴もあります。面白そうなので私も支援してみました。
まとめ
どの製品を見ても、まだ2,000円程度するので、USBケーブルとして買うにはちょっと高い気もしますが、その分確かに便利さはあります。接続の簡単さだけでなく、外す時もちょっと力を入れて引っ張ればいいので、普通のケーブルのように両手を使う必要がありません。
この便利さは、なかなか強力ですよ。