UPQが9月に発売した税抜14,500円の格安シムフリースマホ「UPQ Phone A01」を購入しました。
発売から少し時間が経っていますが、先日DMM mobileでも100台限定で取り扱いを始め、5,000円相当のイヤホンも付いてくるというので購入しました。(本当はDMM mobileのSIMを購入するための言い訳的なものも大きいのですが。)
せっかく購入したので今更ですがじっくり見ていこうと思います。
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開封
箱はスッキリしていてオシャレです。
ちょっと話題になった技適関係もシールを貼って対応済み。
箱を開けて本体とご対面。
なんだか、本体が埋もれています。ここまで段差がある箱は初めてでした。
内容物は本体のほか、保証書、バッテリー、USBケーブル、ACアダプタ、そして今回おまけで付いてきたイヤホンです。
マニュアルなどはありませんでした。すべてオンラインマニュアルに任せてあるようです。
5000円相当のイヤホン…だそうですが、特に使わないだろうなぁ…。
外観チェック
この色は確かにオシャレでいいですね。
背面。うん、いい色です。好きな感じです。
…あれ?
…なんか、蓋が一部分しっかりと閉まってなかったです。うわぁ…。
ついでに言えば背面カバーはペラペラなもので、剥がすときに少し勇気がいるタイプです。
左側面に音量キー。
右側面に電源キーです。
USBポートとイヤホンジャックは上部に。
デュアルSIMです。
蓋を開けた中までこの色で塗られているのはいいですね。
ロック画面とホーム画面
なんだこのダサいホーム画面は…。
ロック画面のことを考えると、UPQのロゴはもう1段下げたほうが良かったですね。
プリインストールアプリ
プリインストールされているアプリはごく基本的なものばかりで、余計なアプリは入っていません。見かけないものとしてはBLEマネージャーくらいでしょうか。これはBluetooth機器の管理をするアプリのようです。
ストレージとRAM
ストレージは8GBで空き容量は初期状態で4.5GBほど。RAMは1GBで600MB弱空いています。どちらも容量的に心もとないですね。
APN設定
DMM mobileで購入しましたが、デフォルトで入っているAPN設定一覧にはDMM mobileはなく、ドコモ以外はb-mobileくらいなので自分で設定追加する必要があります。
なお、モバイルデータ通信はデフォルトオフになっているので、これも自分でオンにする必要があります。
ベンチマーク
AnTuTu Benchmark v6.0によるベンチマーク結果は32981です。けっこう高い気がします。
v5.7.1で再テストしてみるとこちらでも29106とこの価格帯にしてはかなりいい数字が出ています。
その他の機能
そのほか、こういった格安スマホ系ではよく見かける「スケジュールによる電源オンオフ」「アプリごとのパーミッション設定」といった項目は用意されています。
残念な点
国内のUPQという会社から出ている端末ですが、その中身は海外で作られたものです。設定の中でも一部は英語のままで日本語化されていない部分があります。せめてこの辺りはちゃんと日本語化して欲しかったですね。
また、本機はデフォルトではWi-Fiもモバイルデータ通信もオフになっています。最初それに気付かずに「APN設定して4G表記もあるのになんで通信できないんだろう?」と考えてしまいました。
それから、スクリーンショットを撮る時の音がけっこうキツイです。なにかキーンと響くというか、ちょっと煩いです。
まとめ
そうこうしているうちに、本機のマイナーチェンジ版「UPQ Phone A01X」が発表・発売されました。タッチパネルが5点マルチタッチに対応し、ストレージが16GBに増量、そしてボタン配置がAndroid標準の「戻るボタンが左」になっています。それでいて価格はほとんど変わりません。
こんなタイミングでイヤホンとセットにして発売なんて、少し変なタイミングだとは思ったのですが、在庫処理だったのでしょうか。もっとも、DMM mobileで100台限定と書かれていた本機は今日の段階でまだ在庫はあるようです。
今後買う方は新しいA01Xの方を買うことをオススメします。
全体的に、残念な部分はあるものの、まぁこの価格なら…と思える程度です。Priori3 LTEと比べると、まぁこっちでもいいかな?と思えますが、どうせならもう少し予算を上げてMIYABIを買ったほうがいいとも思います。