12月8日に行われたFREETELのブロガーイベントへ参加してきました。
相変わらずの増田社長の楽しいトークとともに、このイベントの中だけで話された新たな情報などもあり、非常に楽しめたイベントでした。イベントの様子全てというわけには行きませんが、私が気になったポイントなどをレポートしてきたいと思います。
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爆速キャンペーン、再び
わりと好調そうなFREETEL SIMで、爆速キャンペーンの第2弾が行われます。今回は新規契約者限定ですが、契約した月の翌月は10GBまで高速データ通信で使っても基本料金(データ通信のみなら299円)でOKというものです。
参考→FREETEL SIMの爆速キャンペーン第2弾!新規契約で翌月は10GBまで299円で高速通信できる | orefolder – Androidスマホ情報サイト
10月にも爆速キャンペーンを行っており、その際は全ユーザーが10月に限り10GBまで基本料金で使用できたので、多くの人が使ったのか速度の低下が起こっていました。一応、今回の質疑応答の中で「そのようなことは、もう起こさないようにする」と言っていたので何らかの対策は考えてあると思いますが。まぁ今回は新規のみですからね。
LINEなどが高速データ通信量消費無しで使用できるプリペイドSIM
これは最近各社が出している、パッと見は訪日外国人向けのプリペイド型のSIMをFREETELからも出すということですね。パッケージには日本っぽい風景が描かれており、容量などの違いにより絵も変わります。
このSIMの最大の特徴は、指定されたアプリでのデータ通信は残データ通信容量を消費しないということです。プリペイド型のSIMの多くは30日などの期間か、2GBなどの通信容量を使い切ると使用できなくなります。ですがFREETELのプリペイドSIMではFacebookやLINEなど指定されたいくつかのアプリはこの通信量がカウントされないのです。
これは10月に行われたFREETEL World 2015 A/Wというプレス向けのイベントでFREETELの海外展開の話でも似たような話が出ていました。海外では似たようにFacebookなどがカウントされないSIMを販売するというものでしたが、今回日本国内でも(プリペイド型ではありますが)同様のSIMの販売となりました。また海外展開の時はLINEは入っていなかったのですが、日本を含めた東アジアではLINEも重要ということで今回のSIMではLINEも対象となっています。
端末の話 3つの「暴露」
そしてここからは端末の話ということで、3つの「暴露」がされました。タイムテーブル的には、この時点で増田社長の出番は終わっているのですが、そんなことはお構いなしに社長の話は続きます。
ここで挙げられた端末とは「KATANA02」「Musashi」そして「one more」です。
KATANA02については1月発売という話だったので当然出るだろうと思っていましたが、Musashiの話を聞けるとは!そしてone moreってなんだ!?ほかに予定しているのってあったか?とちょっと興奮しました。
KATANA02
まずはKATANA02についてです。
が、ここはまったく写真を撮っていませんでした。残念。
そして最初の「暴露」としてKATANA02の価格が明かされました。いやKATANA02の価格はこれまでも29,800円としてアナウンスされていたのですが、これがKATANA01のときと同じように安くなり19,800円で発売されるというのです。
これはこの時点ではまだどこにも出ていない話でした。(翌日にはプレスリリース出ましたけど。)KATANA01のときもびっくりしましたが、ここで1万円の価格改定は驚きです。まぁKATANA01の12,800円に比べると、買う前に止まれる価格だとは思いますが。
Musashi
次はMusashiです。いわゆる「ガラホ」と言っていましたが、よくよく考えると「ガラホ」って何を持ってガラホと言うんでしょうね。「ガラホ」という名称自体はauのものらしく、メディア系は総称として使ってしまいますがドコモなどが会社として製品名などには使えないっぽいです。
ガラホ…ガラケーのようなスマホ、という意味で使っているのだと思いますが、そんなことを言えばテンキーの付いたストレートケータイのようなスマホもありましたし、折りたたみタイプのスマホもありました。これらを改めて見なおしてガラホと呼んでいるんですかね。
まだまだ開発段階ではありますが、その実際に動作する試作機を触ることができました。この端末、折りたたむと外側にもディスプレイがあり、この状態で操作することもできます。
さすがにかなり厚くなりますが、ちょっとしたことならこの状態でOK、テンキーで操作・入力したいときは開く、という使い方でしょうか。
ちなみに、内側のディスプレイはタッチでもキーでもどちらでも操作できます。また、両方の画面を同時に使うことはできず、開いた状態では外側のディスプレイは消灯します。
形としては、高級感や尖ったものはありませんが、悪くないと思います。ただ…デカイんですね。
ちょうど参加者の方が持っていたガラケーと並べて撮らせてもらいました。一回り以上デカイですね。まぁおかげでディスプレイも大きくて普通にスマホとしてタッチパネルを操作できるというのは良いんですけど。
キー部分はフラットになっており、かっこいい感じです。
まぁまだ開発機なので、今後いろいろ変わっていくとは思います。発売日についてはまだまだ未定なものの、桜が咲く時期よりは早く発売したいとのことでした。
Simple2
そして最後、3つ目の「暴露」は…なぜかここであのSa…いやSimpleのスライドが。ま、まさか…
Simple2の登場です!しかも社長ずっとポケットの中に隠し持ってた!
これもやっぱり開発機が回ってきました。電源は入らなかったですけど。
こちらはSimpleの後継ということではありますが、その名に反して多くの機能が盛り込まれているとのことです。こちらは開発がうまく進めば桜が咲く頃には出したいということでした。
そのせいなのか、かなり大きくなっていました。
うーん…それではSimpleの大きな特徴であった「小型軽量」というのが無くなってしまうので、正直どうかなと思います。できれば、Simpleのあの小ささで、もっと完成度を高めたものを出して欲しかったですね。
質疑応答など
最初のタイムテーブルでは増田社長の話のあとも大仲取締役からの話がある予定ですが、その時間も内容も社長が使ってしまい、「もう特に話すこともない」状態でした。
まぁ予想できた展開ですね。
質疑応答では、SIMカードの話でドコモから提供されるMVNO専用SIMの話にも僅かではありますが触れ、IIJmioの真・痛SIMも話の中に出てきました。特に質問者から言及されたわけでもないのに痛SIMが出てきたので、これはちょっと期待したいところ。
まとめ
夏から、Simple→MIYABI→priori3→KIWAMI→KATANA01と端末ラッシュが続き、それが一段落ついたかな?と思ったのですが、KATANA02、Musashi、Simple2とまだまだ続きそうです。はやく一段落させて、MIYABIの別売りバッテリーやアクセサリ類をそろそろ出して欲しいと思っているのですが、そういえばその質問を忘れていました…。
私はFREETELのプレス向けイベントも含め、ブロガーイベントにも多く参加していますが、人柄としては増田社長はとても好印象です。以前の7月のブロガーイベントの時も、帰り際に声をかけてくださったり、先日もKATANA01のプレスイベントの時に他の人と軽く話しているところにわざわざ挨拶に来ていただいたりしました。そういう面は、とてもうまいなと思いますね。うまいというとちょっとアレですが。
ただ、プレス向けとブロガー向けの両方に参加して思うのは、やっぱりブロガー向け方がテンション高いということですね。「つい喋りすぎてしまう」の度合いもブロガー向けの方が大きいと思います。まぁ確かにプレス向けのほうは何か妙な緊張感があったりしますからね。
ブロガー向けのイベントでは会場の雰囲気も懇親会的であり、参加者もFREETEL側の方も楽しそうです。実際、話を聞くのも楽しかったです。こういった活動がどれだけ売上に結びつくのかはわかりませんが、少しでも貢献できたらいいですね。
なお、ここまでの3枚の写真は今回のイベントでのお食事です。ブロガーは胃袋から掴まれるのです。なにかお酒が見えるのは気のせいだと思いますが。
そして、今回のイベントでpriori3とFREEETEL SIMをお借りすることができました。座る席によってMIYABIかpriori3が選べたのですが、なんだかんだ言って私はSimpleも買ったしMIYABIもKIWAMIもKATANA01も持ってますしね。なので使ったことのないpriori3を選びました。約1ヶ月お借りすることができるので、じっくり触ってみたいと思います。