AWAやLINE Musicなど、今年になって急に増え始めた定額制の音楽配信サービス。『KKBOX』もそんなサービスの1つです。日本の会社ではなく台湾発のサービスですが、ちゃんと日本語対応もされていますし、日本の音楽用に作られています。
ほかのサービスでもそうですが、『KKBOX』も30日間の無料期間があります。その後は月額980円となっており、競合サービスとそう変わらない価格となっています。
基本的にアカウントを作ってログインする形ですが、「とりあえず」ログイン無しで使ってみることはできます。（多少の機能制限はあります。）まずはこの状態で試してみるといいでしょう。
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プレイリストやニュースが並ぶホーム
配信と言っても、最初は何があるのか、何を聞いたらいいかわからないと思います。そんな時はホームにある多数のプレイリストから選んでみるといいでしょう。「’15秋アニメ楽曲集」だったり「あすなろ世代の純愛Song」など運営側でチョイスされたプレイリストがたくさんあります。
音楽はどれもストリーミング再生となりますが、聴き始める時のタイムラグはほとんどありません。格安SIMを使っていても気になるほどのものはありません。（標準音質の場合。ログインすると高音質で聴けるようになりますが、その場合はもう少し変わるかもしれません。）
また、再生中には歌詞表示することもできます。現在再生中の場所がハイライトされるので、カラオケ的に使うのもいいですね。
今聞いている曲から、そのアーティストの配信楽曲一覧を表示することもできます。プレイリストから適当に聞き流して、気に入るアーティストがいたらその人の楽曲集に飛ぶという聞き方もいいでしょう。
オフライン再生に対応
また、本アプリではオフライン再生に対応しています。
デフォルトでは曲を聴き始めると自動的にキャッシュ保存されます。曲の一覧にあるメニューボタンをタップしてダウンロードボタンをタップすれば聞かなくてもキャッシュできます。（一度キャッシュした曲を同じ操作で削除できます。）
キャッシュはWi-Fi接続時だけにしたり、保存先を変更することも可能。デフォルトでは500曲の保存となっていますが、最大4000曲まで増やすことができます。（端末のストレージ残量と相談してください。）これだけあれば十分ですよね。
ウィジェットもあります
本アプリにはウィジェットもあります。4×4と4×2の2サイズで、ジャケット画像の大きさが違うくらいでしょうか。
ちゃんと許可取ってます
こういう海外のデベロッパの音楽聴き放題というと権利関係で不安もあるのですが、本アプリは設定画面内にエルマークもあり、ヘルプ内にも権利者に許諾をとっていると書かれています。ちょっと安心できますね。
楽曲のリクエストもありますが、これは許諾との関係もあるので、どれでもというわけにはいかないと思います。でもリクエストに応じてくれるのはありがたいですね。
PCなど複数デバイスに対応
また、本アプリはPC版もあり、同じように使うことができます。家ではPCのスピーカーから聞き流したいという人には便利ですね。Android Wearにも対応しているのはすごいですね。
定額音楽配信サービスの無料期間を渡り歩いているような人もいると思いますが、その候補の1つに本アプリも入れてみてはどうでしょうか。楽曲数は他の大手アプリには敵わないようですが、それでも聞ききれないほどの数はあると思います。
アプリの無料期間は30日となっており、無料体験終了後に決済に同意した場合のみ、定額で聴き放題サービスが利用できるとのことなので、アカウントの登録もなしに勝手に課金される心配はなさそうです。
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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。
様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。
スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。
