KWGT Kustom Widget Makerは表示内容をカスタマイズして好きな情報を自由に表示できるウィジェットです。いわゆるカスタマイズ系ウィジェットの1つです。
以前紹介したカスタマイズできるライブ壁紙『KLWP Live Wallpaper Maker』と同じデベロッパのアプリで、編集方法などもほぼKLWPと同じです。ライブ壁紙とウィジェットではできることや運用方法が変わってくるので、うまく使い分けたり組み合わせて使うといいですね。
同じカスタマイズ系ウィジェットとしてはGlaejaやZooper Widgetがありますが、それらに劣らないかなり使えるアプリだと思います。
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KWGTの使い方
ウィジェットの大きさは1×1と2×2の2サイズが用意されています。ホーム画面に置いたあと、ホームアプリの機能で自由に大きさを変更してから内容を編集しましょう。
ウィジェットをタップすると、まずはあらかじめ用意されたプリセットから表示内容を選ぶことができます。まっさらの状態から始めることもできますが、最初のうちはプリセットを改造していくのが覚えるのにもいいでしょう。
KWGTでは「テキスト」や「図形」「画像」と言ったパーツをレイヤーとして重ねていきます。もちろん簡単に順番を変更することも可能。
用意されているオブジェクトは基本的には以下の5つです。
- テキスト
- 図形
- 画像
- プログレス
- Morphing Text
このほかにグループ化(重ねる)、グループ化(並べる)というのもあります。
テキストでは、普通に自分で入力したテキスト以外に時間やバッテリー残量など、端末の情報などを表示させることもできます。基本的なものはだいたい揃っていると思いますが、本アプリ以外ではあまり見ない珍しい物もあります。
完成したらホーム画面に配置
カスタマイズが完了したら保存してホーム画面に戻りましょう。
が、ここで注意が1つ。GlaejaやZooper Widgetではホーム画面に置かれたウィジェットをタップするとデフォルトではウィジェット編集画面に行きます。がKWGTではタップしても何も起こりません。編集するときはアプリ一覧からKWGTを起動して、そこから編集するウィジェットを選びます。
もちろん、ウィジェットタップ時の動作を選ぶこともできますので、ここで「Kustom Action」「高度なエディタ」を選べば、タップで編集画面に行くことができます。
計算やif文も簡単
本アプリでは様々な値を扱うことができます。
テキストの最初の*文字だけを表示、*文字以上は…で省略、といったものもできますし、数値の計算、そしてif文も扱うことができます。ifの書きかたは、他のカスタマイズ系ウィジェットよりも分かりやすいと思います。
どんなことができるのか1つ1つ説明していたら同人誌が1冊できてしまうので省略します。ぜひ自分で触って確かめてください。それくらいたくさんあります。
RSSも表示できる
一番驚いたのがこれです。本アプリではウェブ上からデータを取得してテキスト表示することができます。RSSも表示できますし、そのRSSのURLも取得できます。
つまり自由にカスタマイズできるRSSウィジェットも作ることができるんですね。
ほかにもロングシャドウを簡単につけることができたり、Playストアのスクショを見るとカレンダーも作れるようです。工夫次第でかなりいろいろできるのではないでしょうか。
どんなことができるのか、探りながらいじっているだけでもワクワクしてきます。
現状の問題点としては、Zooper Widgetと同じように日本語入力が出来ない(ペーストはできる)というのがあります。これはKLWPと同じですが。
曜日や月名などが日本語になってしまうのはアプリの設定で言語を英語にすれば解決できます。このあたりはZooper Widgetと一緒です。
アプリのヘルプからマニュアルも見ることができるので(全部英語ですが)がんばれば自分で学べると思います。
本アプリには有料のProキーがあり、これを買うと「広告が出なくなる」「他の人のファイルを読み込むことができる」などがあります。気に入ったら買ってみましょう。
KWGT Kustom Widget Maker-
制作: Kustom IndustriesGoogle Playでダウンロード