Nova Launcherの無料版と有料版（Prime）の違い

ホーム画面カスタマイズに限らず世界的に超定番のホームアプリとなっている『Nova Launcher』ですが、無料で使える無印と、いくつかの機能をアンロックする有料の『Nova Launcher Prime』があります。
Primeを購入することでアンロックされる機能、無料版との違いをまとめてみました。

Primeだけでは動作しない

Nova Launcher Primeは機能をアンロックするだけなので、元のNova Launcher自体と2つインストールする必要があります。
Primeを購入することで開放される機能については、無料版でもグレーアウトで表示されています。基本的にこれらの機能が使えるようになると思えばOKです。

実際に利用できる機能は以下のとおり。1つ1つ解説していきます。

1. 画面スクロールエフェクトの増加
2. ホーム画面やドロワーなどのアイコン表示のカスタマイズ
3. ドロワーの整理
4. ジェスチャー操作
5. 未読数カウントの表示
6. アイコンスワイプでの動作

1.画面スクロールエフェクトの増加

ホーム画面を横に移動した時の効果が、無料版では「シンプル」「キューブ」「カードスタック」の3つですが、これがPrimeになると13種類に増えます。

2.ホーム画面やドロワーなどのアイコン表示のカスタマイズ

ホーム画面やドロワー、ドック、フォルダにおけるアイコン表示をカスタマイズできます。それぞれ独立しているので、ホーム画面ではアイコンを大きくしてラベルを非表示、ドロワーではアイコンサイズを小さくしてラベルは複数行表示、ということもできます。

3.ドロワーの整理

ドロワーに関しては2つの機能がアンロックされます。

アプリの非表示

ドロワーに表示したくないものを非表示にできます。アンインストールも無効化もできないアプリや、ウィジェットアプリでドロワーのアイコンをタップしても説明が出るだけのものなど、表示しておく必要が無いものは非表示にしましょう。

非表示にしたものも、ドロワーから2タップで全表示・非表示を切り替えられるので、パッと見で人に見られたくないアプリを隠すのにもいいかもしれません。

ドロワーグループの作成

ドロワー内に「タブ」と「フォルダ」を作ることができます。
一般的なアプリとゲームアプリを分けるなど、用途別にしておくと便利です。複数のタブに同じアプリを表示することもできます。
フォルダとうまく使い分けたいところですね。

4.ジェスチャー操作

ホーム画面上で指定した動作をすることで機能を呼び出すことができます。
使えるジェスチャーは以下のとおり。

• ピンチイン
• ピンチアウト
• 上へスワイプ
• 下へスワイプ
• ダブルタップ
• 2本指で上へスワイプ
• 2本指で下へスワイプ
• 2本指で反時計回りに回転
• 2本指で時計回りに回転

それぞれに設定できる機能は「Novaアクション」「アプリ」「ショートカット」です。
2本指で回転するジェスチャーはちょっと難しいかもしれません。

5.未読数カウントの表示

ホーム画面に置いたGメールなどのアイコンに未読数のラベルを表示できます。ただしこの機能を使うには別途アプリのインストールが必要です。現在は2つのアプリに対応しています。

設定の方法はプロバイダとして使用しているアプリによって変わります。
基本的なGメール以外にも、任意のアプリのステータスバーへの通知数を取得して表示することもできます。

6.アイコンスワイプでの動作

ホーム画面上のアイコンをスワイプした時の動作を指定できます。通常はタップでそのアプリが起動しますが、スワイプで別の動作を割り当てられます。割り当てられる動作は「Novaアクション」「アプリ」「ショートカット」です。
ブラウザのアイコンで、タップするとChrome、スワイプでOperaが起動する、なんていうものも作れるということです。

まとめ

人によって必要な機能というのは変わってくるので、必ずしも有料版のPrimeが必要かどうかは分かりませんが、導入すればより使いやすくなると思います。私の場合は「ドロワーで指定したアプリを非表示にする」という機能のために導入しているようなものです。これがないとドロワーがゴチャゴチャしすぎますからね。

Nova Launcher Primeは現在セールで150円になっています。普段は500円弱するので、この機会に買っておくのもいいと思いますよ。