OREFOLDER

タイポグラフィなホーム画面をGlaejaで作る

前の。

ずっと前にタイポグラフィなホーム画面が作りたくて、こんなのを作っていました。2011年12月のことです。ちょっとこれを作りなおそうかな?と思っていたところにリクエストをいただいたので、今のやり方で再び作ってみることにしました。

基本的にGlaejaだけで作っています。最後にスキンの配布もあります。

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完成図

いきなり完成図です。以前のものとパッと見は変わっていませんが、微妙に変化しているところもあります。
RAMやストレージ容量で時代を感じてください。

準備

壁紙は『Color Wallpaper』というアプリで単色のものを用意しました。このアプリは自分でRGB値を指定できるのがいいですね。

Color Wallpaper
制作: Artsy Fartsy
評価: 4.1 / 5段階中
価格: 無料 (2015/7/6 時点)

ダウンロードposted by: AndroidHTML v3.0

ちなみに今回の壁紙は#cd2049です。

アイコンは自分で作っていますが、単にテキストを打っただけのものなので、Simple Textで作ることもできるでしょう。フォントは「Bellerose」です。

中央の日付部分

まず、中央の白い帯は「バー」で作っています。大きく伸ばして置いてるだけです。「多角形」で作ってもいいでしょう。

日付部分は「リッチテキスト」を使っています。
2文字目の色を変えるため、月の名前だけで3つに分かれています。

$MMM$@0/2/d@

これは月の短縮名から後ろの2文字を切り取る、つまり最初の1文字だけ表示します。

$MMM$@1/1/D@

これは月の短縮名から真ん中の文字以外を切り取る、つまり真ん中の1文字だけを表示します。

$MMMM$@r@@0/2/d@@r@

これはちょっと複雑ですが、まず@r@で月名を逆にします。
September→rebmetpeS
次に@0/2/d@で最後の2文字を削ります。
rebmetpeS→rebmetp
最後に@r@で再び逆にします。
rebmetp→ptember
これで月名の最初の2文字を切り取ることができました。

中央の天気情報部分

次に天気情報ですが、これは中央の行だけ色を変えたかったので、「マルチラインテキスト」を2つ重ねています。表示位置は一緒で、1,3行目を表示するものと、2行目を表示するものがあります。

表示する位置は、月によって日付部分の文字数が変わってくるため、それに合わせて「変形と移動」を使って移動させることにします。
月と、日付(10の位が1の時は日付の幅が狭い)に合わせて移動します。移動する量は感覚でやっているので、けっこうバラバラですが…。

この「変形と移動」が面倒なときは、日付部分を「右揃え」にして、天気部分を「左揃え」にしておけば、文字が被ることはなくなります。ただ左上の白い部分がかなり大きくなる時ができてしまいます。

曜日表示

右上の曜日表示は、当日の曜日だけ色が黄色になります。
こういうのは「マッチテキスト」が得意なのですが、「マッチテキスト」は改行することができません。なので「マルチラインテキスト」を2つ用意し、片方は「当日の曜日を表示しない」、片方は「当日の曜日のみ表示」という仕様にしました。

;:$f$,1@:M@@;p@:MON,@:m@

これは今日が月曜日の時は何も表示せず、それ以外ならMONと表示します。

;:$f$,1@:M@@;p@:,MON@:m@

これは今日が月曜日ならMONと表示し、それ以外なら表示しないということです。
それぞれ7曜日文繰り返しています。

これらが重なることで、まるで当日の曜日だけ色が変わるように見えます。

レイヤーリスト

ちょっと長いですが、今回のレイヤーリスト全貌です。

完成

今一度完成図を。
日付と天気の間のスペースが、やはり安定していませんね。これはもっとがんばって調整すれば何とかなりますが、あんまり気にするなよ、ということで。

スキンファイル

typo02
制作: orefolder
価格: 無料

ダウンロード

まとめ

タイポグラフィっぽく、ということでたくさんのフォントを使っています。少し整理すると…

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