『ZW Utilities』というZooper Widgetの機能を少し拡張できるアプリがあります。最近になってこのアプリの存在を知ったので、さっそく中身を見ていこうと思います。
ZW Utilities-
制作: kwerdenker評価: 4.3 / 5段階中価格: 無料 (2015/6/16 時点)
ダウンロードposted by: AndroidHTML v3.0
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何ができるアプリなのか
このアプリを使うと、大きく分けて3つの事ができます。
- 複数の色を変数として登録
- Bluetooth、Ringer、Airplane modeのオンオフを数値で取得
- Wi-fiのオンオフといったトグルをショートカットに設定
うまく使えば便利そうです。
複数の色を変数として登録
アプリを起動するとカラーピッカーな画面になります。好きな色を設定しましょう。
アクションバーの+ボタンで別の色を設定できます。このとき名前をつけるのですが、それは必ず#Tから始まり、#で終わります。この形式、どこかで見たことありますね?そうZooper Widgetの変数の形式と一緒です。
この形式の名前を見てピンときた人もいるかもしれませんね。
テキストなどの設定でAdvanced Parametersを開き
[c]#TORE#[/c]
と入力すれば…
そのテキストの色が『ZW Utilities』の#TORE#で指定した色で上書きされます。
複数のモジュールの色をまとめて管理したいときなどに便利そうですね。
色はアプリ上で複数管理できます。また、アクションバー右のボタンタップでフローティングウィンドウ化できます。ホーム画面のZooper Widgetを表示しながら色を変えるとほぼリアルタイムで反映されるので面白いですよ。実際のホーム画面での見た目を見ながら調整できるのはいいですね。
Bluetooth、Ringer、Airplane modeのオンオフを数値で取得
『ZW Utilities』をインストールするとZooper Widgetで新たに3つの変数が使えるようになります。
#TZWU_BLUETOOTH_STATE#
Bluetooth機能の状態です。
0-オフ 1-オン 2-接続
#TZWU_RINGER_STATE#
マナーモードの状態です。
0-サイレント 1-バイブレーション 2-通常
#TZWU_AIRPLANE_STATE#
機内モードの状態です。
0-オフ 1-オン
そのままでは数字を表示するだけですが、ちょっと加えることで文字でも表示できます。
$#TZWU_RINGER_STATE#=0?silent$$#TZWU_RINGER_STATE#=1?vibration$$#TZWU_RINGER_STATE#=2?normal$
これでサイレントの時は「silent」、バイブの時は「vibration」、通常時は「normal」と表示されます。
Wi-fiのオンオフといったトグルをショートカットに設定
『ZW Utilities』をインストールすると3種類の「ショートカット」が使えるようになります。
System Settings
タップするたびに機能がオンオフなど切り替わるトグルスイッチです。
- Bluetooth(オンオフ)
- Wi-Fi(オンオフ)
- モバイルデータ通信(オンオフ)
- マナーモード(サイレント→バイブレーション→通常の繰り返し)
- フラッシュライト(オンオフ)
これを利用すればZooperでシステム系のトグルスイッチができますね。
オンオフの状態も元々の機能と『ZW Utilities』の機能で取得できるので、オンオフ状態にともなって画像が変わるようにもできると思います。
Zooper Toggles
#TVIEW1#から#TVIEW5#という名前のZooperの変数を0と1で切り替えることができます。
特定の場所をタップすることでZooperの何かしらの表示を切り替える、という事ができそうです。
Pop-out dialog
『ZW Utilities』で登録した変数の色設定をポップアップ(フローティング)表示させます。Zooperで作成途中のときにはどこかにこれを仕込んでおくといいかもしれません。
まとめ
1つ1つは地味な機能かもしれませんが、なかなか面白いと思います。特にショートカットで5つのオリジナル変数をオンオフできるのは、なにかできそうで創造力を刺激しますね。