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Android歴5年の私がiPhoneを真面目に1週間使ってみた

5月の連休中にiPhoneを買いました。iPhone 5(ジャンク)です。

iPhone 5を買いました。初めてのApple製品です。 | orefolder.net

ただ、この記事を書くだけ書いてそのあとは放置していました。これではイカンよなぁ、と思ったので「とりあえず1週間」まじめにiPhoneを使ってみることにしました。それでiPhoneにハマるようならiPhone道に進んだっていいや、という気持ちで。

なお、私のiPhoneに対するイメージというか知識は以下のとおりでした。

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0日目

使う時間帯

まず、これからの予定として1週間、普段使いをiPhoneにすると決めました。ただ仕事はAndroidですし、普段のAndroid端末も基本的には通勤時にしか使いません。というわけでiPhoneも通勤時の使用が主となります。

通信

通信関係については、シムフリー端末ではなかったので、Xperia M2にOCNモバイルのSIMを入れて、テザリングすることにしました。1週間はテザリング専用端末です。

アプリ

普段通勤時に使っているアプリといえば、

くらいです。これらと同等のアプリを入れれば大丈夫でしょう。

設定

さて、いろいろ設定しようと思ったのですが、わからないことが出てきます。直感的でわかりやすい操作ってなんだったんだ…。と挫けそうになりますが、頑張ります。調べながら少しずつわかっていくのって楽しいですね。久しぶりにそういう楽しさを味わいました。

そんなわけで1日目に臨むホーム画面はこんな感じ。シンプルですね。

1日目

2日目

3日目

6日目

終了

今のホーム画面がこれです。

ブラウザがChromeになり、SmartNews、Simeji、Pressoが増えた感じです。

1週間使ってみた感想

普通に使えた、何の不自由もなかった。これが素直な感想でした。はい。
まぁ、普段使っているのがほぼTwitterだけとか、そういうのもありますけど、特別なことしないんだったらどっちでもいいんだろうな、と。

アプリの数も、どちらもたくさんあります。普通は不自由しないと思います。ただTwitterアプリはAndroidの方が悩むくらいに多いし求めてるものもあった感じ。探索時間が少ないこともあるけどiPhoneではどれもイマイチ物足りないのばかりでした。

ゲームも、最近ではAndroid先行というのが増えてきましたよね。(Android版が実質βテストだ、バグ出しだ、という話もあるけれど。)

iPhoneとAndroidどっちにしたらいい?と聞かれた時にどう答えればいいのか、両方使ってみればわかるかと思ってました。結論としては「どっちでもいい。何かあった時に助けてもらうとか共通の話題を持ちたい相手と同じのにすればいい」というのが最適解かな、と思います。

iPhoneの良かったところ

Android使いの私から見て、iPhoneの良かったところです。

小さい

手にすっぽり収まる大きさです。画面も小さいけど。やっぱり4インチはなんか落ち着きますね。

Siri

寂しい時にはいいかもしれませんね。

Twitterの通知が早い

PCではJanetterを使っているのですが、それよりも早く通知が届いてました。

物理スイッチのマナーモード

ハードスイッチでマナーモードを切り替えられるのはいいですね。使いやすい。

画面効果がかっこいい

手前のダイアログを目立たせるための、バックをぼかす効果がかっこいいですね。

iPhoneのイマイチだったところ

痛い。重い

小さい割に重量感があって、角張っていて、長時間持つには持ちにくいな、と。
この重さはたぶん高級感の演出のためにわざと重くしてあるんだろうなーと想像してしまうくらいにあざとい。5cは丸いから持ちやすいのかしら。

Siri

普段は賢いのに、iPhoneに都合の悪いことになると急にとぼけ始める(気がする)。

スクロールが気持ち悪い

かつて「指に吸い付くような」と聞いていたiPhoneにスクロールですが、なんかいつまでもノロノロ動いたりして、間延びしている感じ。それだけならいいんだけど、アプリによってその挙動が変わるのが気持ち悪い。

考えられてないUI

iOSの演出なんかはカッコいいんですが、アプリがそれに甘えてしまって、使いやすさとか自分のカッコよさを怠けている印象がありました。具体的にうまく言えないのですが。
そういうアプリがAndroid版を出すとiPhone版そのままのUIを持ってきて超絶使いにくかったりするんですよね…。

やっぱり日本語入力はダメ

最終的にはSimejiにしましたけど、やっぱり日本語入力がダメ。非常に使いにくいというか不便。
ここは慣れもあるんだろうけど、快適に使えるものはなかった。あとはATOKを試したかったんだけど、1週間しか使わないとわかっているのに有料アプリは買えなかった。

わかりにくいApp Store

左は検索結果画面、右はアプリ詳細画面。
検索結果のこの画面が検索結果のリスト表示だったということに気づくのにだいぶ時間がかかりました。もっとリストっぽいリストにして欲しかった。

ランキングはわかりやすいリストだよね。

知って捗った機能

Android使いの私が教えてもらったりしてから作業が捗った機能がいくつか。調べたり教えてもらわないと気付かない機能。

電源+ホームボタンでスクリーンショット

これは知って捗ったというか、タイミングの違いを理解したら良かったという話。
Androidは電源+音量下を押した瞬間か少し押し続けてるとスクショが撮れる。
iPhoneは電源+ホームボタンを押して、離した時にスクショが撮れる。
これに気づかず、最初「あれ?スクショ撮れないな?」って思っちゃった。

ホームボタン2回押しでタスク切り替え

これがわかるまで、「スクショを撮る→ホーム画面に戻る→Twitterで投稿する→ホーム画面に戻る→もとのアプリに戻る」という作業がすごく面倒でした。タスク切り替えればすぐじゃん!

単語の途中にカーソル移動

テキスト入力時、長押しして虫眼鏡状態にして左右にずらすとカーソル位置を動かせる。一応。

とりあえずSiriに聞け

操作でわからないことがあれば、とりあえずホームボタン長押ししてSiriに聞くといいですね。これは便利。

まとめ

1週間、iPhone 5を使ってみましたが、Androidを5年も使ってた私が進んで「iPhoneにしよう!両方持ってるけど今はiPhoneを使おう!」と思えるほどのものは見つかりませんでした。
同じくらいのものだったら慣れてる方を取ります。

というか、一番使う日本語入力のところでAndroidに(慣れもあるけど)大きな優位性がある以上、わざわざ使いにくいiPhoneを使う理由が生まれませんでした。

じゃあAndroidの方が優れているのか!?というとそうではなく、iPhoneを今まで使ってきた人はそのままiPhoneを使っていたほうが幸せだと思います。Androidにわざわざ乗り換えるほどのメリットが感じられるかどうか…。

というわけで1週間、まじめにiPhoneを使ってみました。「使いこなす」とか「隅々まで使いまわす」ではなく、あくまで普段使いとして使ってみました。普通に使えたのは意外でしたが、Androidの生活に戻る時は嬉しかったです。やっぱりストレス溜まってたのかもしれません。

この後、そのiPhone生活はまだ幸せだったのだと、次の端末、次のOSによって思い知らされるのですがそれはまた別のお話。

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