前回に引き続き、Polaroid Piguについてレビューしていきたいと思います。今回は端末の中身的なものを見ていきます。
前回はこちら。
・小さくて軽い激安スマホPolaroid piguを買いました。 | orefolder.net
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無駄はないシンプルさ
初期状態のホーム画面はシンプルそのものです。壁紙はトロピカルですが。プリインアプリのアイコンも050 plusだけですし、変な羊がウロウロしていることもありません。
通知領域とコントロールパネルもAndroid標準の形です。このコントロールパネルからSIMの切り替えもできます。
アプリはこれだけしか入ってません。シンプルでいいですね。なぜかPlayストアのアイコンが違っています。050 plusなどはアンインストールできませんが、無効化できるのでOKです。
ストレージもRAMも少ない
わかってはいた事ですが、ROMもRAMも少ないです。MicroSDカードが使えて、写真などの保存先をそちらにもできますが、本体の方の使える領域は2.5GBほど。(そんなアプリ入れることはないと思いますが)大容量のゲームアプリなんか入れたらすぐにいっぱいになってしまいます。
RAMは512MBと少なめですが、最初の状態で半分くらいは空いてました。全体的な動きもわりとキビキビ動くので好印象です。ただアプリとかたくさん入れはじめたらどうなるかわからないですけどね。
デュアルSIM対応
3G対応のデュアルSIMです。LTEには対応していません。MVNO各社のAPN設定が最初から入ってます。
なお、上記画像の電話番号はデータ通信専用SIMの抜け殻でしかないので、いたずら電話かけても意味無いです。
その他気になったところ
ステータスバーのパーセント(数字)表示は選択可能です。私はステータスバーゴチャゴチャがあまり好きじゃないのでチェック外しています。
ディスプレイの明るさは自動変更はありません。自分で設定したもので固定されます。
タイマーで電源オンオフ
設定にある「タイマースイッチ」を使うと、時間で端末の電源をオンオフできます。設定のやり方は目覚まし時計のタイマーと全く同じで、そういう感覚で端末の電源オンオフができてしまいます。
パーミッションの許可設定
面白いのが、セキュリティの項目にある「アプリのパーミッション管理」です。
ここではパーミッションごとにそれを求めてくるアプリを一覧表示したり、逆にアプリごとに求めるパーミッションを表示できます。
そのパーミッションごとに許可するかどうかを選ぶこともできます。ただしこのパーミッションはいくつかの限られたものだけであり、ネット接続などの項目はありません。
Android4.3以降で、アプリ別にパーミッションを設定するAppOpsというものがありましたが(たしかAndroid4.4.2で塞がれた?)それと似たようなものでしょうか。ちょっと面白いですね。
まとまらないまとめ
スペック低めのPolaroid Piguですが、印象としては「値段の割にそれなりに動くな」というものです。動作とか、シンプルさとか、独自機能など面白くて好ましい部分がけっこうあります。ただ、メインにするには非力すぎるし、何に使おうか?といったところです。テザリング用端末?テザリング使う人にはそれもいいかもしれません。
バッテリーも、少しいじってるくらいでは、そう減りませんでした。まぁ元々の容量が少ないのでそう長時間もつかは分かりませんが。充電は(容量少ないので)すぐに完了します。
安い端末ではありますが、やはり何かしらの明確な目的を持って買わないとただ積むだけになりそうです。(わかっていて買いましたけど。)
このサイズ感と、それでいてAndroid4.4を搭載しているというのは良いです。すごく。個人的にはディスプレイがギラギラしていて見にくいというのが一番残念なところでした。
小型で安い端末というと似たようなスペックでFXC-35というのもあります。イオンスマホで買ったFXC-5Aと同じgeaneeのものですね。ただFXC-5Aのタッチ感度があまり良くなかったので、その点で不安があって買えていません。Polaroid Piguのタッチ感度は悪く無いと思います。
ふむ…しかし書いていたらFXC-35も買って比べてみたい気持ちにもなってきたぞ。これは危険だ…。
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