Xperia Z Ultraを1年以上使ってみて
私の今のメイン端末はXperia Z Ultraです。この端末を買ったのは2013年12月で、それからもう1年以上が経っています。スペックアップが激しく半年もすれば旧機種扱いされてしまうスマホ業界ですが、Xperia Z Ultraはまだまだメインの座を渡しそうにありません。
今回はそのXperia Z Ultraの魅力、この1年使ってみての感想を書いていきたいと思います。
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現在の状況
これが今の私のXperia Z Ultraです。さすがに1年間同じカバーを付けているのでボロボロになってきています。まぁその傷も誇らしいというか味ですよね。
買った当初はこんなにキレイでしたね。
当時の購入報告記事はコチラです。
Xperia Z Ultraを買いました。 | orefolder.net
液晶保護シートは1年前に貼ったものをそのまま使っています。大きな端末だったにもかかわらず、一発でキレイに貼れたのでした。
カバーを外すと持った印象がガラリと変わります。「薄い!」わかっているのに毎回驚きます。ただ、やはりXperia Z Ultraはこの手帳タイプのカバー付きのケースを付けるのがベターだと思います。
Xperia Z Ultraを持っている人に会うこともありますが、そのほとんどは同じようにカバー付きケースを付けていました。通常の小さな端末と違って、ポケットではなくかばんの中に入れておく事が多く、ほかのモノとぶつかることが多いからでしょうか。
Xperia Z Ultraの魅力その1 大きいけど大きすぎない絶妙のサイズ
Xperia Z Ultraは大きいです。画面サイズは6.44インチですが、その数字が示す通り端末サイズも大きいです。
片手で操作できないと心配する人もいます。大丈夫です。通常は片手で操作する気にはなりません。両手操作で操作しやすい大きさ、それがXperia Z Ultraのサイズです。
最近の端末は5インチオーバーも普通になってきて、片手で操作するには厳しくなってきています。各メーカーともそれを何とかするために画面を縮小させたりサブランチャーを用意したりホームボタンをダブルタッチして画面をおろしたりと工夫しています。でも、なんだか本末転倒的ですよね。
(左:Xperia Z Ultra 右:Nexus 5)
では両手操作にすればいいとも思いますが、5インチ端末は両手操作だと微妙に小さいんですよね。細々と指先でチョイチョイやっているみたいで情けない。片手である程度操作できてしまって(でもやりにくい)両手でも微妙に操作しにくい。5-6インチサイズというのはけっこう中途半端だと思います。(ただし5インチでフレームレスなAQUOS CRYSTALはいいですね。)
両手操作でしっくり来る絶妙なサイズ、それがXperia Z Ultraです。
Xperia Z Ultraの魅力その2 画面が大きいのは正義だ
画面の大きさがありがたいのは横画面型のゲームをやる時です。電子書籍や動画を見るのもいいですが、それらはやはり7-10インチのタブレットのほうが向いています。
ゲーム、とくに横画面で、画面内の情報が多いものはXperia Z Ultraがとてもいいです。操作しやすく、情報もたくさん目に入ってきます。上の画像は『無限∞ナイツ』ですが、他にも『ほしの島のにゃんこ』や『SimCity BuildIt』といったゲームで威力を発揮します。
画面の迫力的な意味も含め、やはり大きい画面サイズは正義です。
(左:Xperia Z Ultra 右:Nexus 5)
ただし、アプリによってはうまく対応されていなかったりで表示のバランスがおかしいものもあります。たいていは文字が小さく、表示領域が増えるだけなのでいいのですが、一般的ではないのでレビュー用には向かないですね。
(左:Xperia Z Ultra 右:Nexus 5)
ウェブサイトでも、しっかりと作られていないところでは表示がおかしくなっているところもあります。
Xperia Z Ultraの魅力その3 十分なスペック
私の端末はC6833という、いわゆるグローバルモデルです。そのおかげでAndroidのバージョンも現在は4.4.4ですし、たぶん5.0も来ると思います。
簡単なスペックは以下のとおり。
OS | Android 4.4.4 |
---|---|
CPU | 2.2GHz Qualcomm Snapdragon 800 MSM8974 Quad Core |
RAM | 2GB |
ROM | 16GB microSDカードスロットあり |
Display | 6.44インチTFT 1920×1080(FHD) |
Camera | 背面:8MP 前面:2MP |
Battery | 3050mAh |
Size | 179 x 92 x 6.5 mm |
Weight | 212g |
さすがに最新のハイスペックモデルと比べると見劣りするかもしれません。ですが、実際に使っている中で引っかかりを感じるとか遅くてイライラするといったことはありません。(最新ハイスペックモデルを普段から使っている人がいきなり使うと遅いと感じるかもしれませんが…。)
ハイスペックではなくても、十分に使える性能、それがXperia Z Ultraです。
Xperia Z Ultraの魅力その4 唯一無二の存在
Xperia Z Ultraのグローバルモデルが最初に出たのは2013年の7月です。それ以降、徐々にディスプレイサイズが大きくなっていったブランドもありますし、6インチクラスも出てきました。しかし(特にXperiaでは)6.44インチというサイズは出ていません。
売れなかったから、需要がないから次が出ないのか?そうではないと思います。一応T2 Ultraとかの似たようなものは出ましたが、Xperia Z Ultraの輝きには勝てなかった、それだけXperia Z Ultraの完成度というか、完璧だったのではないか、と。
「絶妙」この言葉が本当に似合うのがXperia Z Ultraです。
Xperia Z Ultraの魅力その5 愛される存在
Xperia Z Ultraは、私以外にも多くの人に愛されています。こんなに1つの端末で愛されるのは珍しいのではないでしょうか。Xperia Z Ultraユーザーの皆さんの声をお聞きください。
大画面なのに思ったより軽くて使いやすいです。前ポケットに入れても意外と気にならなくて驚きました。今後も技術革新で更なる軽量化を目指して欲しいです。
片手で持てるギリギリのサイズ
大画面は見やすいし使いやすい。旅行とか行った時に地図が見やすくて助かった
フルセグや防水、電話機能付いてるから便利
ポケットに収まる最大で、動画やマンガを読むのにとても見やすいサイズです。ブラウジングも表示量がとても多く、とても活躍してくれてました。
小顔効果抜群
絶妙な画面サイズで外出先でも持ち運びに困らない。
情報端末として絶妙なサイズ。もうこれ無しでは生きていけない。
思ったより使いやすいサイズ。またmicro SD対応で大容量にしやすいのもまる。動画閲覧や音楽タンクとして毎晩使ってます。
もはやスマートフォンの枠を超えた存在。スマホとは別のなにかを持っているような…
そう、この感覚がXperia
素晴らしいですね。
それに触れた多くのものを魅了するスマートフォン、それがXperia Z Ultraです。
まとめ
Xperia Z Ultraはスマートフォンです。一部モデルはタブレットとかファブレットとされていますが、基本的には「スマートフォン」です。
ただこれ1台ですべてをこなそうとすると難しいかもしれません。電話などは別売りのヘッドセットを使ったほうがいいと思います。そのほうがカッコいいし。
この端末を、情報端末として見た時、このサイズや使い方、機能といったものはとても素晴らしいと思います。ここまで1年と少し使っており、発売から1年半以上経っていますが、まだまだ現役で使えそうです。
Xperia Z4 Ultraなんていうものが出ると信じている方もいらっしゃるようですが、あくまで噂でしょう。リーク画像とか、そんなの妄想と変わりませんよ。正式発表が出るまでは「Z4 Ultraを待ってる」とか噂に振り回されるのは、私はゴメンです。正式発表されてから期待すればいいんです。
Xperia Z UltraはXperiaですが、現行のZシリーズとはまた別の道を辿った孤高の存在のようなものですから、次世代機がでるとしてもZ4 Ultraなんてラインナップの1つみたいなダサい名前じゃなくて、せめてXperia Z Ultra2とか、Z Ultraを1つのジャンルにしたものが欲しいですね。
結論:Xperia Z Ultraは素晴らしい存在。
今でも買える!今なら安く買える!
私が買った当時は5万4千円くらいでした。それでも発売から半年後ですし安く買ったと思います。それが今なら3万5千円程度で買えてしまいます。当時よりも円安なので、実質的にはもっと安い?買える場所はいくつかありますが、とりあえずグローバル版C6833の場合で3つリンクを出しておきます。
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発売から1年半が経っており、今更買うのもなぁ…と思う人もいるかと思います。それも分かりますが、完全なる後継機が出ていないですし(T2 Ultraとか買うならZ Ultraの方がいいと思います)今ならXperia Z Ultraを買って後悔しないと思います。
もし完全なる後継機(6.44インチのUltra端末)が正式発表されたのであれば、それは比較対象としていいでしょう。しかし例えば5.9インチとか6インチ端末だったら、それはやっぱりXperia Z Ultraとは違う存在だと思います。
さて
Xperia Z Ultraを使って、1年と少し経ちました。その間、何度かアンバサダーとして他のXperiaやGalaxyといった最新端末を2週間から1ヶ月ほどメインとして使う機会もありました。しかしそれらの期間が終わった直後にメインをXperia Z Ultraに戻した時も、何の違和感もなくすんなり戻ることができました。帰ってきた感はあるものの。
やはり私は思うのです。
Xperia Z Ultraは万能ではない、しかし私にとっては最高の端末だ、と。
まだまだXperia Z Ultraと人生を歩んでいくことになりそうです。
Xperia™ Z Ultra – Big Screen, Big Entertainment
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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。
様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。
スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。