KLWP Kustom Live Wallpaperはその名の通り、カスタマイズ可能なライブ壁紙のアプリです。
ここでいうカスタマイズというのは、画像を変えたり色を変えたりといった程度のカスタマイズではなく、ウィジェットで言えば「Zooper Widget」や「Glaeja」のような「フルカスタマイズ可能」というレベルのカスタマイズです。
そう、ZooperやGlaejaをライブ壁紙として扱えるとかんがえると理解が早いアプリです。
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KLWP Kustom Live Wallpaper
編集はパーツごとにレイヤーに分かれています。それらをグループにまとめて、その単位で移動したり表示を変えたりすることができるのも便利です。
最初はプリセットがいくつか入っているので、それを見ながら改造していくといいでしょう。このあたりはZooperも同じですね。
表示できるレイヤーは「コンポーネント」「テキスト」「図形」「画像」です。
「図形」では四角形や円だけでなく、三角形・六角形・半円・孤形といった物があるのも珍しくていいですね。
テキストはプリセットから入力するものと、演算子エディタという、自分で入力するものがあります。このあたりもZooperと似ています。自分で入力もできるし、ポチポチ選んでも入力されていきます。
表示できる項目も、一般的な日時やバッテリーの他、天気、位置情報、システム情報など様々です。CPUの%や時計の秒表示といったウィジェットでは難しいものもあります。
ただし、Zooperと同じく日本語入力ができません。(ペーストによる入力は可能。)この辺りがなんとかなるといいのですが…。
グローバル変数というものがあり、これを設定したものは色などをまとめて変更できます。編集時は便利ですね。プリセットのサークルの色を変えるのも、一発で全部変えることができました。
オブジェクトのタップ時の動作では、1回タップした時とダブルタップした時の動作が別々に選べます。またその項目も、デフォルトで音楽関係のものが入っているなど、なかなか充実しています。
カスタマイズできるウィジェットとどう違うの?と思うかもしれませんが、少し扱ってみた結果、以下のような利点がありました。
- 壁紙なのでナビゲーションバーの下にも描画できる
- 秒表示ができる
- 秒などに連動した回転が簡単に設定できる
- ロック画面とホーム画面で表示させるかどうかをそれぞれ選べる
- 複数スクリーンにまたがった配置ができる
- スクリーン移動した時の動きをオブジェクトごとに選べる
ほかにもいろいろ面白い点はありますが、まだまだ触ったばかりなのでわからないことも多い状態です。
ZooperやGlaejaと比べてどちらが、と言うよりはウィジェットとライブ壁紙それぞれの特性を活かして組み合わせたら面白い動きのものが作れそうだと感じるアプリです。
Google+などで多くの人が作ったものも公開されているので、そういうのを見て勉強したりアイデアをもらうのもいいでしょう。(人の作ったものを自分で取り込むには有料キーが必要です。)
KLWP Kustom Live Wallpaper-