Nexus 9で使いやすい日本語入力アプリを考える

せっかくNexus 9を買ったので、これからはちゃんとタブレットを使う生活にしてみようと思います。少し前にGalaxyアンバサダーでGalaxy Tab Sを借りた時、諸般の都合で期間の半分くらいしか実質触れなかったのですが、その間にも少し気に入ることが出来ました。それを今度は自分の端末でやるのです。

そこで、まずは快適なタブレット生活を送るために、必要なアプリの選定です。
スマホとタブレットではその用途も違いますし、同じアプリでも使い勝手がだいぶ変わります。そこでもう一度アプリを見直し、必要なのかどうか、タブレットで使いやすいのかどうかを考えてみることにします。

まずは日本語入力アプリです。
これは変換精度などもあるので、ほぼメジャーなアプリばかりを集めて使ってみました。

使用する環境

タブレットは基本的に横画面で使うこととします。
いろんな持ち方があると思いますが、Tab Sを使っていた時は、ベッドに座って、アニメを見ながら膝の上で操作、ということをしていました。テンキーでのフリック操作はなかなか面倒で、やはりqwertyキーボードがいいのかな、と。

ただ、Tab Sは10.5インチという大画面だったこともあり横幅が十分でPCのキーボードを打っているのとそれほど違和感ありませんでした。Nexus 9は8.9インチで、やはり若干横幅がキツイですね。

とりあえず、こんな前提条件で比べてみることにします。

Google 日本語入力

まずは先日のアップデートでマテリアルデザインになった『Google 日本語入力』です。Nexus 9は標準のIMEがこの『Google 日本語入力』のマテリアルデザインタイプになっています。

悪くはないのですが、若干違和感があります。微妙に打ちにくいというかミスが多発しました。間の線がないから？
この後に出てくる他のアプリと比べるとわかるのですが、全部のキーがまっすぐにマス目に収まっているんですよね。他のアプリは2段目以降が少しずつ右に寄っています。ここがPCのキーボードと一緒なんですね。おそらく違和感の正体はこれなんじゃないかと。キーとキーとの位置関係が変わってしまうので…。とくに2段目と3段目の位置がPCと全然違います！

ATOK

普段からスマホではATOKを使っています。スマホでも英字はqwertyキーを使っているので、タブレットでも違和感がありません。これは慣れもあると思いますが…。
Google日本語入力のマテリアルデザインを見ると少しうらやましくもありますが…。（ATOKパスポート版だとそれっぽいデザインにもできますが、いかんせん月額というのが…。PCだとGoogle日本語入力を使っているので、デバイスをまたいで使えるというのもメリットにならず。）

一応、キーボードを左右に分けて表示もできます。これは左右を掴むようにしてタブレットを持った時に便利なのかもしれません。でも自分はそういう使い方はしないので、常にくっつけています。

日本語フルキーボード For Tablet

随分前に、ドスパラタブレットなどを使っていた時はこれを使っていました。なんというか、PCのキーボードに近い操作感があります。ENTERキーが2つ隣り合ってありますが、これはくっついた時の形を見るとPCのキーボードでよく見る形ですよね。
F5などのファンクションキーを表示することまでできちゃいます。PCライクに使いたい場合はこれがけっこういいです。ただ、全体的なデザインがちょっと残念な気がします。

変換精度についても、OpenWnnとMozcとGoogle IME CGI APIとYahoo! Japan テキスト解析APIから選択できるので、十分に使えるレベルです。さらに、別途プラグインアプリをインストールすることでMozcというGoogle日本語入力のオープンソース版のようなものを使うこともできます。

8bit キーボード　ウィンドウ

ネタ枠ではありますが、こんな某ドラクエ風のものもあります。これもMozcを使っているので、変換精度は悪くありません。ドラクエ風配置が基本ですが、普通のqwerty配置やケータイ配列もできます。

結論

ATOKを使うことにしました。けっきょくスマホと一緒じゃん！ということになってしまいますが…。
次点は日本語フルキーボード For Tabletですね。デザインや細かい使い勝手の調整がされるとかなり化けると思いますが、さすがに個人でできるハニを超えてしまうと思います。
Google日本語入力は…この微妙な配置などが何とかならないとダメですね。スマホでテンキーなら問題ないのですが。

こんな感じで、あとはファイラーとTwitterについても改めて使いやすいものを考えてみようと思います。