まだベータ版のみの機能ですが、描画モードが大幅に加わっています。
この部分はまだ日本語化されていない…というか日本語化されてもよくわからないと思います。なので、とりあえずそれぞれの例を示してみようと思います。理屈で覚えるよりも感覚で掴むほうなんです、私は。
こんな感じで増えています。前は標準・クリア・XORだけだったのに。
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標準
とりあえずこの2つでやってみます。
左は矩形で作った円を2つ重ねています。
右は矩形で作った赤い円の上に画像を乗せています。
クリア
前からあるクリアです。
それまで描かれたものから、これを設定したものの形でクリヌキます。
画像の透明部分も関係なくクリヌキます。
XOR
前からあるXORです。
それまで描かれたものと、これを設定したものが重なった部分を消去します。
XORを2つ重ねると、自分の領域のうち、下と重なった部分だけが残ります。(でもちょっと何か残ったりします。)
Add
それぞれのrgb値を足します。
#f36060 + #29397f = f3+29, 60+39, 60+7f = #ff99df
なので、重ねた分だけ基本的に明るくなります。
Darken
元の描画部分と比較して、暗い方の値を取ります。
元:#f36060
新:#29397f
f3より29のほうが暗いので29、60より39のほうが暗いので39、60より7fのほうが明るいので60
結果#293960
DST
よくわかりません。非表示になります。
一時的に非表示にしたい場合に便利かも。
Lighten
Darkenと逆に明るい方の値を取ります。
Multiply
よくわからないです。
いくつか試しましたがLightenと同じになります。
Overlay
なんとも説明しにくいのですが、うまく重なっているというか透けて見えるというか…。
Screen
これも説明しにくいのですが、値を掛けあわせて明るくなります。
Photoshopだと、Multiplyは乗算で「掛け合わさって暗くなる」、Screenはスクリーンで「掛け合わさって明るくなる」、Overlayはオーバーレイで「輝度が明るいところはスクリーン、暗いところは乗算」となるようなのですが、うまく動いてないのか違うのか…?
Src
おそらくSourceの意味のSrcだと思います。重なったりせず、そのまま表示。
矩形などはよくわかりませんが、画像だと透明色部分も下に描画された部分が表示されず、画像のが(透明だけど)表示されます。
矩形の透過度を上げてみました。Srcを設定しないと重なった部分はいろが変わりますが、Srcを適用させると下に描画されたものは無視されてこれを設定したものの色・透明度がそのまま出ます。
Monochrome
モノクロにします。矩形などは端の処理がうまくいってないのか、ギザギザになります。画像は大丈夫のように見えます。
まとめ
ではこれをどう利用するか?というとまた別の問題です。
いい使い道が思い浮かべばいいのですが。画像の上にオーバーレイなどでテキストを表示すると面白いかもですが。
また、あくまでそれまで描画したレイヤーについての効果なので、オーバーレイにしたからといって壁紙が透けて見えるなどはありません。